この三日間、そば打ちの日々だった。
三十日は仲間たちの餅つき大会。
この時、そばをふるまうのが恒例となっている。
三十人前近く必要だ。
このそばを楽しみに東京から来る人もいる。
今年は、お土産に持って帰りたいので、余分に打ってもらえないかと打診があった。
知人の娘さんで、年が明けたら結婚の予定があるという。おめでとう。
我が家の子供と保育園が同じクラスだった。
月日が流れるのは早いものだ。
そばは高山製粉の縄文と八ヶ岳という銘柄。
粉がいいので、そばは大好評だ。
一人当たり二人前以上食べた。
僕たち夫婦はもっぱらそば茹でと盛り付け作業。
搗き立てのもちもたくさんある。
そば湯も濃くてうまい。
小さかった子供たちも、いつか大きくなった。
いろいろなことがあった一年だが、とにもかくにも今年も終わる。
明日は飯綱山(1,917m)への元旦登山。
今度で三十八回目となる。
今では雪山でしか履かなくなった皮の登山靴。
GOROで誂えた自慢の靴だ。
やっと出番が来たと喜んでいるように見える。
無雪期の山は、ほとんどトレランシューズで行くようになってしまった。
もう駆け足登山は卒業だという人もいるが、僕はもっと駆け足登山を追求したい。
来年は南アルプス南部の縦走を企てているし、信州百名山もあと二十九座なので、完登に近づきたいと思っている。
振り返るのは止そう。
新しい年のことを思うことにしよう。
過ぎたことを振り返って嘆くことは後ずさりしていくことと同じ。
今年もあとわずかわずかで終わる。
とっておきのそばを我が家の年越しそばに打っておいた。
玄挽という粗挽きのそば粉だ。
粗挽きのそば粉は打つのが難しいが、食べるとすごくうまい。
既におなか一杯の状態だったが、あっという間に食べてしまった。
これを我が家以外に出すと、これがスタンダードになってしまうので門外不出とした。
一年が終わろうとする時、うれしい知らせが届いた。
千葉に住む長男のつれあいが、おめでただという。
四ヶ月だという。前回流産というつらい経験をしているだけに、大事にしてもらいたいと切に願う。
いいこともある。悪いこともある。それもこれも人生。
時はゆっくりと、それでも確実に流れる。
まさにマイペースで、書きたいときに書いてきたこのブログ。
訪問してくださった方々、ありがとうございました。
良い年を迎えられることを願いながら、明日の元旦登山に備えて眠りに就こうと思います。