白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

ジェンダー平等

2023年10月23日 22時13分12秒 | 日記
1918年イギリスで初めて女性参政権が認められた、とNHKの映像の世紀でやっている。
日本では1945年の敗戦まで待たねばならない。
確かに女性参政権は認められてはいるが、当自治会の三役候補にはリストアップすらされない。選考基準に男性に限るとか明記されていない。人々の頭には男性がやるのが当たり前と刷り込まれているのだ。
田舎ではまだまだジェンダー平等など浸透していない。
来週には来季の役員を選考する会議がある。
選考委員長が選んだ候補名には女性は一人も入っていない。
対象は65~70歳の人で、男性は全員リストアップされているのに。
異を唱えるのは”空気が読めない男”の烙印が押されることは十分わかっている。
が、さてどうしよう?自分は副選考委員長なのだ。
頭が痛い。

雪化粧

2023年10月22日 22時37分08秒 | 日記
昨夜の冷え込みは厳しかった。

五竜岳が雪化粧。

鹿島槍の双耳峰は秀逸。

爺ヶ岳。

白馬岳。

槍ヶ岳。

これからの季節、北アルプスを眺めるのが毎朝の日課となる。

今は埼玉に住む昔の山の友達から三陸のサンマが送られてきた。
近年サンマは不漁で、もはや高級魚。ありがたいことだ。

あはれ
秋風よ
情(こころ)あらば伝えてよ
――男ありて
今日の夕餉(ゆうげ)に ひとり
さんまを食ひて
思いにふける と。
佐藤春夫の秋刀魚の歌も大好きだ。
そして五代目圓楽の目黒のサンマもいい。
もう簡単には食べられない秋の味覚。東北の支援にもなるからと毎年贈ってくれる。
明日は外で北アルプスを眺めながら炭火焼き。

秋祭り

2023年10月21日 23時39分40秒 | 日記
地元の高社(たかもり)神社の秋の例大祭があった。
区の役員なので灯篭を担いで参加した。
何分区として氏子に加えてもらったのは数十年前。
何百年と続く他の区に比べれば、全くの新参者だ。
他の区のように獅子舞もなければ笛太鼓もない。
四時間余り、他の区の獅子舞をボーっと見ているだけ。
子どもの頃のように屋台にトキメクわけでもない。
その上寒いことこの上ない。
辛い苦行のような時間。
まったく自分たちのお祭りの気分になれない。



子どもの頃、境内で夜通しチャンバラ映画をやっていたものだ。
まだ家庭にテレビなどない時代のことだ。
同級生の女の子が私服で、その瞳にアセチレンの炎を映しているのを見た。学校で見るのとは別の人のようだった。
今見ればチャチなオモチャだけれど、当時は屋台を見て歩くだけで楽しかった。
あの時代はもう帰らない。





剪定

2023年10月20日 20時58分35秒 | 日記
老夫婦二人暮らしの友人宅、八十になる旦那さんが心臓の不調で入院した。
心臓に人口弁が入っているが、耐用年数八年のところ、現在七年目で不具合が出たという。そこで取り換えの手術を行うことになった。
予定していた樹木の剪定や伐採が出来なくなり、こちらに出番が回ってきた。

うっそうとした柿の木は剪定。

上の方にだけ葉が付いたモミジは根元から伐採。

込み合ったビワの木は剪定。

剪定と伐採の後はスッキリした庭になった。
残念ながらアフターの写真は撮り忘れた。

退院してきた旦那さんを気持ちの良い庭が迎えてくれるだろう。

*****
60年間押しのタイガース、日本シリーズ進出を決めた。
あの暗黒の時代を耐えてきたものとして喜びは格別だ。

原付バイク

2023年10月19日 22時13分09秒 | 日記
高齢の知り合いからバイクをもらってくれない?と声を掛けられた。
二つ返事で引き受けた。
225㏄のセローを持っているが、原付バイクもあればいいなと。
かごが付いているので実用性ばっちり。

さっそく前のナンバーを返納し、新しく発行してもらった。
自賠責の保険を申し込んだ。
時速30キロではツーリングは厳しいがちょっとした買い物などには便利そうだ。
かごが痛んでいたので交換。

この地では、高齢になれば交通手段をどう確保すればいいのだろう?
近くに歩いて行ける店舗などない。
免許返納となれば足がなくなる。
義姉は返納してシニアカーを購入した。街場なのでそれでいいが、ここは中山間地。基本傾斜地だ。すぐにバッテリーが終わってしまうだろう。
そんなことをうっすらと考える。深刻に考えても仕方ないから。
あと何年乗れるのだろう?などと考えるのは辞めよう。