白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

戦争法案反対の声よ、全国で湧きあがれ!

2015年08月30日 23時55分25秒 | 日記

戦争法案反対の総がかり行動が本日行われた。

10万人が国会を包囲し、全国で100万人規模の反対行動を起こそうという提起に応えて、雨の中、隣の市でも戦争法案反対の活動が行われた。

駅近くの繁華街、とはいってもほとんどシャッター通りと言ってもいいような、、雨ということもあって歩く人など数えるほどだが、それでも全国で一斉に行動することに意味がある。

その後、我が村に戻って、村入口のチェーン着脱所で、ノボリ旗やボスターを掲げて通り過ぎる車にアピール。

中には手を振って行く人もいて、関心の高さを窺わせる。

庶民は戦争によって得るものなど何もない。軍需産業がほくそ笑むばかりだ。

『戦争法案反対』の声よ、もっともっと高く、もっともっと全国で湧きあがれ!

 

 

もうすぐ8月が終わる。

このところ急に涼しくなった。

いつの間にか庭からコオロギやすずむしの鳴き声が聞こえるようになった。

僕も64歳になった。

まだまだ夏に忘れ物をしたようで、何かしっくり秋の落ち着きに入って行かれない。

雨が続いたり、仕事が続いたり、秋の大根や、野沢菜、白菜などの種播きも済んでいない。

季節の変わり目の繊細さが好きだ。だが、それを味わう心の準備がまだできていない。


何故だ?

2015年08月21日 09時03分02秒 | 日記

face bookに登録している。

用途はブログの『いいね!』のボタンを押すためだけ。

最近、『いいね!』をした時に、『face bookにログインしてください』というメッセージ。

ログインしようとすると、火曜日にパスワードが変更されました、というメッセージが出てログイン不可。

『ん?パスワードなんか変更してないぞ』

そこでパスワードの再設定をしようとしたが、再設定の為には向こうからメールで送られる6桁の数字を入力する必要がある。

が、向こうから送られて来るメールが何故か中国語。

俺のメールアドレスが、何ものかに使われ、悪用されているのではないだろうか。

そんな心配が頭を駆け巡る。

それでは登録を解除しようとしたが、それもログインしないと不可。

意を決して中国語のメールに記された数字を入力して、パスワードを変更の手続きをした。

ログインできたので、登録を解除した。

これで、『いいね!』ボタンは押せなくなるが、所詮は実態のない蜃気楼の様な世界。

騙されてはいけない。ネット上の世界にあまり振り回されないようにしよう。

身に覚えのない今回の事態。アドレスが悪用されていないことを願うばかり。

 

毎日の生活は、実に地道に農作物を育て、山に登り、頼まれた電気工事の仕事で汗を流している。

俺は、今日64歳になる。


政権与党の議員諸君 いつまで泥船にしがみつくのか

2015年08月12日 21時43分38秒 | 日記

川内原発が再稼働された。

戦争法案が衆院で強行採決され、成立が既成事実のように粛々と準備が進められている。

辺野古の米軍基地建設をゴリ押ししようとしている。

TPP交渉も進めようとしている。

いまでは背景に押しやられたように見える消費税10%への引き上げも控えている。

 

多くの国民の反対を押し切ってこれらの悪行を推し進めている安倍内閣はもはや死に体だ。

国会議員は国民から負託を受けて、立法府で仕事をするのが責務だ。

政権与党の議員諸君、反対の方が多いこれらの悪行を、一体いつまで安倍内閣という沈みそうな泥舟に乗って運命を共にしようというのか。

もう、国民は安倍内閣を支持しない。いつまでもしがみついていると、次の選挙では議席を得られない。

主権者は国民なのだ。

以前、僕は日本の若者よ、という文章を書いた。その後、若者はおろか、若いママや高齢者まで戦争法案反対の声を上げ始めた。

主権者たる国民が言う。

戦争法案は撤回しろ、原発は再稼働するな。辺野古に基地を建設するな。

国民の負託を受けた議員諸君はその声を聴く義務がある。

それに背くのは独裁者だ。

政権与党の議員諸君、独裁者から自由になろう。自らの良心と国民の声をよりどころに真の国民の代表になろう。

あの創価学会の会員達も戦争法案の声を上げ始めた。公明党のくびきから離れて、自分の頭で考えればそうならざるを得ない。

公明党の議員諸君、支持基盤を失えば、政権与党の立場も失わざるを得ない。遅すぎるが、今からでも泥船から逃げ出したらよかろう。

 

今日また米軍のヘリが沖縄で墜落事故を起こした。

電力は足りているのに原発再稼働を進めた。

東京オリンピックの新国立競技場のずさんな計画で国民の税金を無駄にした。

安倍内閣の病状はますます悪化している。

『世界で一番企業が活動しやすい国にする』ということは企業がやりたい放題、ブラック企業も野放し。

『世界で一番国民が暮らしやすい国にする』と、これが国民主権の国の長が口にする言葉だ。

 

6年という歳月が、長いのか短いのか。

60年以上を生きてきた今なら判る。

6年というのは短い。あまりに短い。

僕が小さかった頃、戦争は遠い過去のことだと思っていた。

貧しかったが、戦争の陰などどこにも感じられなかったから。

今また軍靴の足音が聞こえてこようかというこの時期に、立った6年、と改めて思う。

僅か6年遅れて生まれたおかげで、僕は平和を享受してきた。

あの戦争で得をした庶民などいない。これからの戦争でも得をする庶民などいない。

得をするのは武器商人ばかりだ。

圧倒的に多いのは庶民の方だ。

僕が生まれる僅か6年前には、庶民に選挙権などなかったし、そもそも主権もなかった。

9条の会の呼びかけ人は9人。

そのうちの幾人かは既にこの世にいない。

それでも、若者たちは『戦争に行くのは嫌だ。殺すのも殺されるのも嫌だ』と、自分の問題として立ちあがっている。

先頭が倒れても後に続く人たちが次々と立ち現れる。

あらゆる局面で行き詰った安倍内閣は、国民の支持を得られないまま沈みかけた泥船で航海を続けざるを得ない。

 

政権与党の議員諸君。それでも運命をともにしようと?

 

もうすぐ終戦記念日。

 


白馬三山~大雪渓の上を涼風が渡って行った

2015年08月07日 18時22分00秒 | 登山

8月6日は広島に原爆が落された日。

追悼の気持ちを抱きながら、白馬三山の縦走に出かけた。

登山口の猿倉まではバイクで行ったので、満車状態の駐車場に停められた。

今また登山ブームなのだろう。午前5時半だが、猿倉荘の前にはたくさんの登山者が準備をしていた。

ほとんど登山届など出したことが無いのだが、今回は指導員が二人、しっかり見張っていたので登山届を書いた。

猿倉から大雪渓を登り、白馬岳~杓子岳~白馬鑓ヶ岳~鑓温泉~猿倉のコース。

それを見た指導員は、「え!これを日帰りでやるんですか?このコース行ったことはあるんですか?』

やや詰問口調で言う。それはそうなのだろう。ガイドブックには2泊3日のコースになっている。

このコースはほとんど毎年行っているということで納得してもらう。

 

登山道を40分ほど歩くと白馬尻に着く。ここからは白い雪が谷を埋め尽くす大雪渓が見える。

ベンチに座って涼風に吹かれながら、ここで1日を過ごしても飽きないだろう。

今日は黙って通過。ひたすら山頂を目指す。

 

大雪渓の上を涼風が吹き渡って行った。

天然のクーラーは最高だ。

僕が登っていく時間帯は、この雪渓は大体晴れているが、登り切って山頂から見下ろすといつも霧が巻いて来る。

それがこの谷の生理なのだろう。

 

樹林帯があり、雪渓があり、お花畑があり、岩場があり、温泉がある。

このコースには山の魅力のほとんどすべてが詰まっている。

全国から登りに来る人たちが絶えないのも無理はない。

この山に毎年登れるのも信州に住んでいるからだ。

一番最初に登ったのは、もう40年程前のことだ。

あの頃一緒に登った人たちの中で、今も山に登り続けている人はほとんどいない。

 

頂上直下にある山荘は静かだった。

宿泊者は既にたち、この日の宿泊者はまだ来ない。

ここから見る杓子岳、白馬鑓ヶ岳の姿は格別だ。

 

稜線にはトウヤクリンドウが咲いている。他にも色とりどりの高山植物が咲いてにこやかに迎えてくれる。

 

 

最近は夕立が午後早くにやって来る傾向がある。前日は13時30分にやって来たという。

白馬山頂には9時頃着いた。10分程の滞在で先を急ぐ。

杓子岳は何度も登っているので、頂上には寄らずトラバース。

白馬鑓ヶ岳を経て、岩場混じりの急な斜面を下り、鑓温泉には12時に着いた。

温泉に入ろうと思ったが、結構混んでいたのでパス。

ここからの下りが嫌になるほど長い。尾根をいくつも越え、雪渓を横切り、樹林帯の中を歩く。

猿倉には14時着。

バイクで15分程下ったところに、大日方の湯という露天風呂がある。

そこで汗を流し、体をほぐす。

夕立にも合わず、予定通りの時間で行動出来て満足のいく山旅だった。