白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

秀子さん 長い間お疲れさまでした

2024年10月08日 20時50分42秒 | 日記
検察が上告を断念といううれしいニュースが飛び込んできた。
弟の無罪を信じて戦い続けた秀子さんには本当に頭が下がる。
人生の半分以上を費やして支え続けたことに最大の敬意とおめでとう!の言葉を贈ります。

唐松岳

2024年10月07日 16時27分32秒 | 日記
9月26日にふと思い立って唐松岳に行った。
8月初めに多分足底筋膜炎で、足が地面に着けなくなった。
ランニングを封印して普通に歩けるようになった。
リハビリの裏山散歩から少しグレードアップ。
黒菱平までマイカー。
ここから八方池山荘まではリフト二つ乗り継いで往復2,000円。
ここからはかみさんとは別行動。
かみさんは八方池までなのでマイペース。
ぼくはカラマツ山頂までなのでハイペース。
30分で八方池。雲が視界を隠している。黙って通過。

雲の上に出る。
白馬三山。しばらく行ってないなあ。
昔、夜明け前にここから唐松に登り、不帰を越え、白馬、白馬大池、栂池のコースを歩いたことがあった。もう50年近く前のことだ。
あの頃はどこまでも歩いて行けそうな気がした。

それが今はどうだ。
この見事な岸壁の前で、激しい息をして喘いでいる。
最大心拍数はすでに170を越している。
簡単な方法だと220-年齢で、147。
少し詳しい方法で207-(年齢×0.7)だと156。
明らかなオーバーペース。

見事な展望台で、撮影を口実に休憩と補給。




何人かの登山者が狭い尾根を歩いていて、そのペースでついて行った。
足を上げるのがつらかった。
こんなことはあまりなかった。
約2ヵ月のブランクが大きいのだろうか。それとも年のせいか...

ここまで来れば山頂はもうすぐ。

登頂の喜びは格別だが、単独では記念写真を撮るのも気が乗らない。

八方池山荘から2時間半。コースタイムでは3時間半だが、後半バテバテで敗北感が半端ない。


2,696メートルの高所では、気圧が738ヘクトパスカル。
ここで空にした麦茶のペットボトルは下界では見事にペシャンコ。
自宅の560メートルでは946ヘクトパスカル。
大分空気が薄いはずだが、酸素が薄いという感じは全くない。
富士山でもそんな感じはなかった。
Vo2Max(最大酸素摂取量:体重1kgあたりに1分間で摂取できる量(mL)、単位は「mL/kg/min」)は、この年齢の平均26.3だが、ぼくは46。
以前行っていたランニングの貯金がまだあるのだろう。


下りは順調。
1時間と少しでかみさんの待つ八方池に。
ここは相変わらず雲の下。
八方池迄の人たちがたくさんいて、晴れていれば池に不帰の姿が映るのにと少し可哀そう。

紅葉が始まりかけている。
この秋はどんな姿を山々は見せてくれるのだろう。