白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

最近(ちかごろ)流行(はやり)の不倫というものを 我もしてみむとて

2017年09月03日 19時56分46秒 | 日記

もう最初から高山さんと決めていた。

何の迷いもなく、脇目もふらず、ただ一筋だった。

地元の信州生まれだったし、愛想もよかった。

ずっと付き合っていくものと思っていた。

ところがふとした気の迷いで、今をときめく茨城の柿沼さんに目移りしてしまった。

まあ、一度だけなら...

 * * *

これは蕎麦の製粉所の話だ。

確かに良い蕎麦粉で、お取り寄せは高山製粉と決めていた。

全種類のそば粉メニューを打った。

だが、たまには違うそば粉で打ってみたくなった。

常陸秋そばは最高峰の蕎麦粉という呼び声が高い。

それを扱う柿沼製粉から、せいろそば粉と丸うすそば粉、丸抜きを取り寄せた。

 

メーカーが違えば、包装の仕方も違うのだなと、改めて感心する。

どんな手触りなのだろう。

どんな色なのだろう。

そしてどんな食感なのだろう。

早く打ってみたい。

 

かねてから常陸秋そばは、気になってはいた。

それに、これも大きな理由だが、そば粉の値段がかなり安い。

遜色がなければ、二股掛けることになりそうだ。

 

我が家の畑でも、今蕎麦の花が真っ盛り。

例年、僅かばかりだが、蕎麦を栽培する。

だが、一度も収穫したことがない。

結構大変な作業なのだ。

今年こそ収穫して、石臼で挽き、蕎麦を打とうと固く決意している。