白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

夏から秋へと季節は移り変わって行くけれど

2013年09月10日 21時13分01秒 | 日記

暑かった夏の日々。

この夏の間にフクシマはますます大変な事態になった。

地下水にまで放射能汚染が進み、海洋汚染も現実のものとなった。

そんな中で2020年の東京でのオリンピックが決まった。

あの場で安倍総理は『原発はコントロールされている』とぬけぬけと言った。

実態は制御不能におちいっているというのに。

オリンピック開催決定で浮かれていていいのだろうか。

 

ここ信州ではもう朝晩は涼しくて、秋の虫もうるさいくらいに鳴いている。

ぼくは日本人だから妙なる響きに聞こえるのだが、西洋人には雑音にしか聞こえないのだろう。

虫の音を聴いていると気持ちが内側へ内側へと向いて行って感傷的な気分になるのだけれどぼくはこの季節が好きだ。

この季節だけに限らないのだけれど移ろいやすい季節を感じているのが好きだ。

オーナーになっている棚田田んぼの会から稲刈りのイベントの案内が届いた。

9月28日の土曜日。

農耕民族の末裔としては行きたいのだが、生憎出勤日。

毎日が同じことの繰り返しのように見えていても、いつの間にか季節は移り変わって『秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる』ということになるのだろう。

 

松本から上高地へ向かう途中にカモシカスポーツという山道具の店がある。

ここでセールがあるという案内が届いたので自宅から高速を使って1時間ほどかかるのだが行ってみた。

何を買うというのでなくても山の道具を見るのは楽しい。

それに、ここでは自由にコーヒーが飲める。

店員の対応も、長野市にある山道具の店と違ってとてもいい。(あくまでも個人の感想です。)

トレイルランニングのシューズをいくつか試し履きしてみた。

ぼくの足は甲高で、おまけに右と左で1センチくらい長さが違うらしい。

なかなかピタッと合う靴が無い。

それでも店員が出してくれた靴が足にフィットして、買うことにした。

15%オフで12500円。

登山道具に限って高いと感じないのは何故なのだろう。いい買い物をした。

高いか安いかは、どのように有効に使うかにかかっているのだろう。

早く山に行きたいものだ。