白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

#そば畑

2024年09月03日 07時36分41秒 | 日記
台風が直撃!
進路予想図には正にわが村を通過する点線が描かれている。
夜になると何と北に逸れて能登半島を通過するように変わっている。
翌朝は、まさかの関東地方を通過するように変わっているではないか。
翌日はまたわが村を標的にしている。
そんな風に一喜一憂の数日を送った。
それというのもぼくには伊勢湾台風の記憶があるからだ。
台風10号は観測以来最大級の台風で伊勢湾台風に似たコースを取るという。
自分は農家ではないが、周りにはリンゴ、ブドウがたくさん栽培されており、強い風が吹けばひとたまりもない。
わが家ではりんごは秋から冬の欠かせない果物だ。
散々騒がせた結果、和歌山沖であっけなく消滅してしまった。
大きな被害にあわれた地方の方々にはお見舞い申し上げる。
かくいうわが畑でも被害はあった。
特別に強い風が吹いたとも、大雨が降ったとも思われないが、何故かそばが部分的に倒伏していた。
40坪ほどの畑に撒いたそばは、白い花が咲き順調に育っていた。


それが部分的に倒れている。

今回は、種をばらまき豆トラでかき回して種蒔き完了とした。
畝を作り、後で土寄せが出来るようにするか大分迷った。
広いので楽な方を選択してしまったが、それは不正解だったらしい。
来年は畝を作り土寄せをしよう。
来年以降、10月中旬まで台風が一つも来ないという保証はどこにもない。
自分でそばを栽培し、石うすで挽き、そばを打つというささやかな夢を実現するために、せめて20人前くらいは確保したいものだ。
周りの休耕田は,ほとんど300坪くらいあり、補助金を貰ってそばを栽培し、300坪6,000円で機械刈りしてもらっている。
これをすべて手作業で、というのは物好きな...というのは分かってはいる。
思えば、凶作で米が出来なかった時代、飢えを凌ぐために農民はすべて手作業でやっていた。そうした先人の苦労をしのびながら汗を流すのも悪くない。






















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