白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

夏の終わり

2024年08月18日 20時25分11秒 | 日記
お盆が過ぎると、そこはかとなく忍び寄る秋の気配。
お祭りが終わった後のような寂しさがある。
滅びゆく夏への哀惜の情がある。

否応なしに季節はぼくらを押し流し、紅葉の世界へ連れていく。
やがて雪が降り、真っ白な世界に塗り込められる。
そして草木が芽吹き桜が咲きほこる。

また夏が来てぼくはひとつ歳を取る。
あまり考えないようにしているがあと何回それは巡るのだろう。
若い頃に関わりのあった同じ年代の人たちが何人も旅立った。
ご先祖様だけでなく、そうした人たちを偲んだお盆が過ぎた。

   *****
8月のそば会は4人の参加。
色々な理由で不参加が多かった。

2回目の参加者。

水回しが一番の肝。

この二人はもう手慣れたもの。

前回は孫たちのところに持って行って喜ばれたという。

最初はきしめんだったというが今は立派なそば。

仕事が手早い。

うどんだなと言いつつ...

最後のお茶会。
手作りのそば羊羹と麦茶。

今回は参加者が少なかったのでぼくもそばを打った。


   ***** 
午後、落語会。
春風亭一花、柳亭こみちの女子二人会。
落語の世界で女性はまだまだ新参者。
一花さんは『煮豆』『馬屋家事』
こみちさんは『宮戸川』『おきんためし酒』
楽しいひと時だった。
講談の世界のようにもっともっと女性が活躍して欲しいものだ。
講談と囲碁の世界はなぜか女性の活躍が目立つ。
落語と将棋の世界はまだまだこれからという感じがする。

帰途竜ヶ池に寄った。
ここのおでんは黒おでんといって醤油で味付けしてありうまい。

ともあれ一つの仕事が終わった。
明日は畑作業だ。