白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

能登の旅

2023年03月13日 21時27分29秒 | 日記
能登和倉万葉マラソンに息子が参加を申し込んだ。
現地までの同行を頼まれ、カミさんと三人で行くことにした。
前日の十一日に能登島の民宿で泊まることにした。
全国旅行支援とかでお得に泊まれるということだったが、ワクチン接種証明書ダとか陰性照明だとか厄介なことが付属するので、そんなものは使わないことにした。
もともと民宿なので、それほど料金は高くない。
一泊二食で八千八百円。

氷見道の駅で食べた氷見うどん。
きしめんを細くしたような食感でおいしかった。

富山から見る北アルプスは、自分が毎日眺める方向とは反対になる。
雪の山々が見えたが、どれがどの山か、よくわからなかった。
その日がときたまそうだったのか、カスミがかった空が頭上を覆っていた。
スッキリとした青い空が多い自分の住む信州との違いを感じた。

能登島の一番奥にある民宿太左エ門さん。
その日は我が家だけの貸し切り状態。
最盛期は夏の海水浴の時期だという。
広い畳の部屋で十分くつろぐことができた。
民宿の裏は富山湾。






夕食。
次々に出される海の幸。
どちらかというと肉よりも魚派なので、美味しくいただいた。
ただ、量が多すぎて食べ過ぎてしまった。
歳をとるという事はたくさん食べられなくなることなのだな。

手作りの朝食。
写真の上部がカットされてしまったが、卵焼きと、ミリン干しがある。
昨夜の食べ過ぎで、これだけのご飯の量だが、おかずを残してしまった。
多分人生で初めての経験だ。

おかみさんはマラソンに参加すると聞いて、激励してくれた。
娘さんは同居していないが、十キロに参加して、明日泊まることになっているという。
民宿も後継ぎがいないので、あと十年もやれればいいかな、という。
僕はどんな豪華なホテルよりも、民宿の方が好きなので、頑張って続けて欲しいと思う。

会場の和倉温泉に着くと、多くのランナーが集まっていた。
スタートを待つ。

息子のゴールを待ちながら足湯。

富山湾の前でアップするランナー。

五キロから始めて、十五キロ、ハーフ、そして今回のフルマラソン、少しづつステップアップしてここまで来た息子にエールを送る。
昨年の十一月、一緒にハーフを走った。
そこで僕は引退宣言。もう時間を気にしながら走るのは終わりにした。ただ走るのは辞めるわけじゃない。
息子は次に安曇野ハーフマラソンにエントリーしている。

結果五時間二十分台で完走した。
完走おめでとう。






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