白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

新蕎麦の季節とはいうものの

2014年10月09日 23時12分00秒 | 日記

方々で新蕎麦の登り旗が目立つようになった。

だが、この季節、地物産の蕎麦はまだほとんど畑の中だ。収穫は10月の下旬くらいだろうか。

だから、新蕎麦といってもおそらくは北海道産の粉だ。

ここ信州では、やはり信州産の粉を使いたい。

新蕎麦ではないが、買い置いた最後の信州産の粉を使って蕎麦を打った。

この一年間、お世話になった粉に感謝の思いを込めて丁寧に打った。

 

 

 

 

 

桂文朝の『時そば』を聴きながらすする蕎麦の味は格別だ。

この蕎麦粉は飯綱町産の石臼挽きの蕎麦粉。

色々な道の駅で買った蕎麦粉と較べればかなり上質な蕎麦粉だ。

買いに行ったが、今の時期は新蕎麦への切り替えで、粉の販売はしていないという。

そこで、取り敢えずのつなぎとして、新蕎麦が出回っている北海道産の蕎麦粉を諏訪の高山製粉から送ってもらった。

 

 

この高山製粉の蕎麦粉もかなり質が高い。

お薦めの製粉所だ。

北海道という蕎麦粉は、信州産に較べて香りが薄い。その分、少し値段が安い。

とはいえ、繋がりやすく、打ち易い粉ではある。そのうえ、新蕎麦だ。

打つのが楽しみで、わくわくしている。

 

 

 

 

秋も深まりつつある。

オーナーになっている棚田の稲刈りも終わった。

家の周囲のリンゴも紅く色づいている。

 

今は失業者の身ではあるけれど、この機会にフォークリフトの運転資格を取ろうと講習を申し込んだ。

今日は初日。学科講習があった。

丸々一日、講義を受け、最後に試験があると脅される。

久々の試験で、ずいぶん緊張した。

そでれも、多分満点でクリア。

後は実技講習が3日間。

実際の再就職にどの位役立つのか判らないが、資格は持っていないよりあった方がいいのは間違いない。

 

明日はハローワークの失業保険の認定日。

早く求職活動をしなさいと言われるだろうが、フォークリフトの講習が終わるのは22日なので、あとひと月程の猶予をもらうことにしよう。