8月~9月中、出張中も撮影スタッフが張り付いていたのは知ってはいましたが、いつ映像となって放映されるのか?
待ち遠しかったけど、ついに!放送決定!
今、自分が蕎麦屋を出来ているのはこの人との出会いが決定的となりました!
そんな師の仕事の流儀!お楽しみに!
第216回 2013年11月11日(月) 放送予定
人生を込めて、そばを打つ
そば打ち職人・高橋邦弘
広島市中心部から、山あいへ車で1時間半。山村に、全国のそば打ち職人が”神様”とあがめる職人がいる。高橋邦弘(68)。当代最高峰のたくみだ。メニューはただ1つ、1枚700円のもりそばのみ。ただしそれは、淡い緑に輝く絶品。そば本来の風味が香り立ち、シコシコした食感と鮮やかなのどごしがそば通たちをうならせている。
神ワザと呼ばれる高橋のそば打ちは、正確無比。生地の厚さを影だけを見て均一に伸ばし、寸分の狂いもなく包丁が入れられていく。その裏には、40年かけて磨き上げてきたそば粉と技術との格闘の日々がある。
かつては東京で繁盛店を営んでいたが、そばの道を極めるために、山梨、広島と、山あいへ店を移してきた高橋。その一方で、ミシュランに名を連ねる一流の職人たちを数々育ててきた、育ての名人でもある。山あいまで食べに来てくれる客に、心をこめたもりそばで答える