12月13日は、個人ご依頼で京都の金毘羅の岩場を使って雪山登攀技術の講習を行いました🏔
雪山バリエーションルートを自分の力で登れるようになる為の技術講習です。アイゼン・ピッケルを上手に使いこなして行動することはとても重要で「登攀」「クライミング」ということにおいて最も基礎となる大切な技術ですが、どんなに高い「登れる技術」があったとしてもいつもフリーソロで登っているだけでは命がいくつあっても足りません。特に只でさえ不確定要素の高いアルパインという環境での活動において「より安全に活動するために」必要となってくるのが確保技術をはじめとしたシステムに関する様々な技術です。今回は自分でリードして、支点構築をしてセカンドを安全に登らせるという一連の流れ(システム)についての内容を中心に行いました。
基本クライアント様がリード、時々つるべで登りながら必要なことや改善点などを見つけてはその場その場で対処していただきながら行動しました。朝から日没後までガッツリ8時間半の講習でした🔥
易しい岩尾根を使って一連の流れ(システム)を練習しながら登っていただきます。
短くピッチを切りながらつるべで登っていきます。
カムも勿論ですが、岩の突起などの自然物を上手に利用して中間支点を設置しながら登ってもらいます。
大原の里を眺めます。
紅葉シーズンもあっという間に終わって(というか今年は遅すぎだったのですが・・・)、冬に向かって一直線(であってほしいのですが・・・)の大原です。
この後も練習をしながら下山して本日の講習を無事に終了しました。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。
熱く、楽しくいこう!