９月１２日（土）リセットの一日

この週末は北アルプス穂高のガイド予定だっだのだが天候のことを考えて中止に。
しかし目を覚ますと空はめちゃ晴れ！　中止にした日に限って晴れるという皮肉さにさすがにテンションは激下がり・・・。
一旦精神をリセットする為にもせめて今日一日は「仕事」や「山」のことは断ち切って一切考えないようにして過ごすことに。


という訳で鬱憤を晴らす為にも朝から愛車でドライブへ。
真っ赤なボディーですが「シャー専用」ではありません。マサ専用です！


朝からアチコチ走り回って辿り着いたのは生駒山山上。って結局「山」かい！

まぁそれでも景色を楽しみながら気持ち良く走れて少し気も晴れてきたのでドライブ終了～
一旦家に戻って車を置いてから午後は電車で大阪へ向かうことに。
目当ては「アルプスの少女ハイジ」 フェア。






テレビ放映が始まって４５周年を記念して全国何ヶ所を回って開催されているちょっとしたイベントだ。
イベントとは言っても物販のみで特に収穫があった訳ではないが、子供の頃からこの物語の大のファンである僕にとって必須だし、何よりこれからの将来設計に大いに関係していることなのでこの際ちょうど良い機会であった。


折角なのでこんな本を購入

そんなこんなで何とか憂さも張らせて楽しく一日を終えることが出来、どうにかリセットを果たせた土曜日なのでありました。








熱く、楽しくいこう！

裏六甲 百丈岩 ロッククライミング

本日９月６日は、百丈岩でロッククライミングでした。

日曜日、おまけに晴天だというのに他に１、２パーティーのみのほぼ貸切状態の百丈岩でした。


百丈岩のシンボル、ローソク岩を望みます。


朝一番なのでウォーミングアップを兼ねて中央ルンゼを登ります。


西壁を登ります。２本目は難しいラインから・・・


登っては懸垂下降して、次のルートへ取付いてまた登って・・・


シンボル、ローソク岩に取付きます。




ローソク岩を登ります。


朝一番で登った中央ルンゼ方面を望みます。


最後の締めとクールダウンを兼ねて東稜を登りました。

合計８ピッチ登って本日のメニュー終了～
蒸し暑い一日でしたが、時々気持ち良い風に助けられてしっかり登って頂くことが出来ました。
一日大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








熱く、楽しくいこう！

岩場技術講習（ステップ２／基本編）

本日９月５日は、京都大原の金毘羅で岩場講習を行ってきました。

登山ツアーで剱岳を目指される方への講習でした。
岩場の講習を受けられるのは全く初めてとのことでしたので基本的なことをじっくり、みっちり練習していただきました。


ワイケン尾根を登ってきて最後はやっぱり直登ルートからワイケンの頭へ


朝、練習を開始した頃とは見違えるくらいに確実な動作で登って来られています。


ほぼ快晴の空の下、まだまだ真夏の大原の里を見下ろします。

一日お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。







熱く、楽しくいこう！

個人ガイド 北アルプス 北穂高東稜～大キレット縦走

８月３１日～９月２日は、個人ご依頼で穂高を代表する人気バリエーションルートの北穂高東稜を登攀して大キレットに繋げるとっておきコースをガイドしてきました。


スッキリ青空の下、穂高をめざして入山です。


涸沢では夕方一時的にスコールのような雨に見舞われましたがパタッと止んだ後は綺麗な虹が表れました。


明日めざす北穂高東稜を望みます。


翌朝は４時前に出発。北穂沢を横断して東稜上に登り出たジャストタイミングでご来光です！


奥穂方面が朝日に染まります。


北穂高岳めざして東稜を登り詰めていきます。




核心部「ゴジラの背」を通過中～


最後は懸垂下降で大コルに下り立って核心部終了～


北穂高岳登頂！　おめでとうございます！　ご自身にとって初めての北穂高岳登頂、それもバリエーションルートからの登頂、更に超快晴で最高の気分ですね！


「鳥も通わぬ」と謳われた滝谷の岩壁群と奥穂高、ジャンダルムの大絶景を望みます。


名所「北穂のテラス」で槍を望みながらの珈琲タイム


続いてめざす大キレットを挟んで槍ヶ岳の鋭いピラミッドが天を衝くように聳えています。


大キレット通過中、滝谷の岩壁を仰ぎ見ます。


難所「飛騨泣き」


難所続きの大キレットですが、難なく通過して南岳小屋泊り。

最終日は天狗原を経由して上高地へ下山です。


逆さ槍


アキノキリンソウが「これでもか！」というくらい咲き競っていました。

順調に上高地に下山して３日間の山行を終了しました。今夏一の最高の天気に恵まれて存分に穂高を満喫できた３日間でしたね。
お疲れ様でした。ご依頼ありがとうございました。







熱く、楽しくいこう！

北アルプス 剱岳 源次郎尾根

８月２８日～３０日は、剱岳を代表するバリエーションルートの源次郎尾根をガイドしてきました。

概ね良い天気に恵まれて剱岳のバリエーションルートを快適に楽しんでいただけた３日間でした。


初日の入山中は７羽の大家族の雷鳥の親子と遭遇。登山道のど真ん中で盛んに砂浴びをしていました。


翌朝は暗い内に源次郎尾根をめざして出発。八ッ峰や後立山方面の壮大な景観を正面に仰ぎながら剱沢雪渓を下っていきました。


少し前まで歩いていた剣沢を足下に支稜の急な岩場をグングン越えていきます。
足下に広がる圧倒的な高度感がタマリマセン！




源次郎尾根のクライマックス、３０ｍの懸垂下降
１名づつ順番に下降です。


横に並行して聳える八ッ峰を望みます。


剱岳本峰へ向けての最後の登り


岩場横の草付き斜面にはウサギギクがまだまだ綺麗に沢山咲いていました。


剱岳登頂！　おめでとうございます！　バリエーションルートからの登頂は格別でしたね！


下山の別山尾根は一般ルートですが、難所が続くので用心しながらの下山です。


トリカブトが今や旬でした。


最終日、剱岳を振り返り望みながらの下山でした。
剱岳という大きな山でのバリエーションルートの登攀は体力、技術ともになかなかハードなものがありますがとても頑張り抜いて登り切られました。
大変お疲れ様でした。ご参加ありがとうございました。








熱く、楽しくいこう！