北辰会のD級技術講座より
肩越し組手とロシアンタイを使う
戦術の指導です。
投げはどちらもD級の基礎技術で
指導するчерез голову(隅返し)です。
前にも言いましたが投げを含む
個々の技術を習得するのは
将棋で駒の動かし方を覚えるのと同じです。
定跡・・・つまり戦術を知らないと
戦うことはできません。
ここで使う投げは
肩越しの組手やロシアンタイを
使う場合に、あくまで
初心者に使いやすく
D級技術講習でも指導することから
採用しているだけだと理解してください。
サンボでは技術中心に物事を
考えません。
через головуができるようになって
それを使うための戦術ではないということです。
将棋で例えるとわかりやすいと思いますが
戦術の中で、
その戦局にふさわしい駒を使うのであって
駒を動かしたいがための戦術ではないのです。
得意技があって
それを使うために戦術を考えるのではありません。
特に日本人が間違えやすい点ですので
注意が必要です。