旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

サンボ技術講座4

2016-09-14 17:51:00 | サンボの技術
北辰会サンボ技術講座4が完成しました。


サンボ技術講座4

1.奥襟の対処 その1
2.奥襟の対処 その2
3.奥襟の切りからロシアンタイ
4.内側のパジェーシュカ
5.正面のパジェーシュカ
6.リフトからパジェーシュカ
7.両袖の組手と切る技術
8.両袖の組手から袖投げ
9.もつれた場合のヤツケビッチ

(収録時間:1時間01分)

2016年9月19日(月)まで

割引価格での販売となります。

ご注文はサンボラボSHOPでお願いします。

サンボラボSHOP


お支払方法

○銀行振り込み(ジャパンネットバンク・ゆうちょ銀行)

○クレジットカード 

現在、代金引換でのご注文は受け付けておりません。




足取りの技術

2016-09-12 11:41:00 | サンボの技術
北辰会では初心者であろうが

格闘技経験者であろうが

入門して最初に教えるのは足取り1と2です。

足取りは手技で

手技の利点としては

片方のグリップがあれば

組手自体は完成しているので

独特のステップにさえ慣れてしまえば

スパーや試合で簡単に使えるようになりますし

戦略的準備の方法として

取り入れるのが容易であり、

リスクも少ない(いや、ほぼない)からです。

また、相手の選択肢を絞る

戦略的準備としてだけではなく

相手の強さを量ったり、出鼻をくじいたり

試合の流れを変えるといった

純粋な戦略としても有効な技術です。

したがってサンボの試合では

足取りの技術を習得していない選手、

基礎技術として習得していても

戦術に取り入れていない選手は

とても苦労します。


先に述べたように足取りの技術は

ステップに慣れることで

ほぼ習得したも同然、とても簡単です。

ランニングや歩いているときに

サッと出来るようになるまで練習してみてください。

はじめから素早くやる必要はありません。

慣れてきて、無駄がなくなれば

試合で使えるのに十分なスピードになります。

サンボの技術に必要なスピードとは

瞬発力ではなく、

慣れることで無駄を省くこと、それと

戦術の中で省略できることは省略し

余分な動作をなくすことなのです。







--------------------------------------

基礎技術を習得するというのは

将棋の駒の動かし方を覚えるということです。


もちろんそれを覚えただけで

勝つことはできません。


定跡⇒戦略的準備や戦略で

下の動画もただ単に足取りを使っている

というワケではなく

すべて戦術と戦略に基づいて使用しているのです。