サンボセミナーの準備運動の段階では必ず、肩の柔軟体操を取り入れています。サンボラボの特別室でも紹介しましたが、サンボ流の力をダイレクトに伝えると言う意味でとても重要な体操ですので、準備運動で必ず行うようにしてください。
交感神経は戦い、緊張、ストレスがあると優位に働きます。特に、肩周りの筋肉などは交感神経が優位になることによって収縮しやすい部位なのです。(何かに驚いた時、全身の筋肉を固めますよネ。あれは動物の、ダメージを最小限に抑えるための本能なのです)
戦いに限らず、スポーツでは交感神経が優位に働きます。他のスポーツでも肩(肩甲骨)が固まっていては良い動きは望めません。そういった意味で一流の選手を見ていると、なにやらモゾモゾと肩を上げたり下ろしたり。一見すると落ち着きがないようにも見えますが、肩(肩甲骨)の柔軟性が大事であることを身体で理解しているからだと思います。
何度も言うように、サンボはソ連の科学者が集められ、国家レベルで生み出された競技です。肩(肩甲骨)周りの柔軟性がパフォーマンスレベルを高める意味で重要であるという事は、当然わかっていたことだと思われます。
サンボラボの試合集のビデオでおまけとして、元世界チャンピオンのアスタホフ氏のスパーリング映像をつけましたが、アスタホフ氏でさえもスパーリング中、肩を上げ下げして、肩甲骨を緩めようとしているのがわかります。
そんな事一つとってみても、サンボは研究しがいがあり、興味は尽きません。
-------------------------------------------------------------------
ロシア式トレーニングマニュアルと技術ビデオについてはこちら
↓↓↓
サンボラボHP・トレーニング法と技術ビデオについて
-------------------------------------------------------------------
サンボラボWEB道場の今の講義は間もなく削除予定です。お早めにご覧ください。
-------------------------------------------------------------------
格闘技人気ブログランキング
-------------------------------------------------------------------