旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

抱え込みの投げ

2019-12-30 15:12:00 | サンボの技術
アゼルバイジャンの柔道選手がやっていた技を

今年最後のWEB教室で解説しました。


相手の防御反応や抵抗がありますので

筋力に頼ったものは試合では通用しません。

一見、力技にみえるこの技術は

相手の懐へもぐりこんで

反転させる飛行機投げと同じ術理で

非常に合理的な方法です。

実際にやってみるとわかると思いますが

強引に投げる感覚は一切ありません。

投げ方自体も簡単なので

すぐにできると思います。

ただし、

相手と密着しますので

戦術的な面がしっかりしていないと

すぐにカウンターを喰らってしまいますから

注意が必要です。




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腰技(継足式)の基礎技術

2019-12-27 18:49:00 | サンボの技術
柔道では袖釣り込み腰、背負い投げ

一本背負い、大腰、釣り込み腰は

全部別の技として扱われますが

サンボでは体の使い方が同じなので

全て同じ技です。

戦術やそれに伴う組み手が違う

というだけです。

ただ、ワタシの中で腰技は

・マットからの反力をもらうタイプ

・継足式

・ねじ込み式

といった分類をしています。





マットからの反力をもらうタイプ
↓ ↓ ↓


ここで使っていいる低い腰投げ(背負い投げ)は

マットからの反力をもらうわけではありませんが

投げのコツや投げの方向は

「反力をもらうタイプ」と全く同じです。
↓ ↓ ↓




ねじ込み式
↓ ↓ ↓






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飛行機投げ⇒抱え投げの戦術

2019-12-26 20:17:00 | サンボの技術
飛行機投げから抱え投げの戦術です。

最初の飛行機投げは

抱え投げに入るために使います。

つまり、飛行機投げと抱え投げ

二つの投げ技をワンセットで考える訳です。

連絡変化ではありませんので

そこを注意してください。

練習するとき、受け役の人は

しっかり反応し

攻撃側が甘ければ

後方のパドノシュカで投げるようにしてください。





下の動画は北辰会で

この戦術を練習している様子です。




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パジェーシュカ⇒河津⇒パトファト

2019-12-25 21:06:00 | サンボの技術
この動画で選手が練習しているのは

パジェーシュカ⇒奥襟⇒河津掛け⇒パトファトです。

相手の意識を上下に揺さぶることで

戦術をやりやすくしています。

奥襟を掴むためのパジェーシュカ(足払い)

河津掛けを行うための奥襟ということです。

北辰会のスパーリングは

基本的にワタシが全部受け役を務めます。

テーマの戦術以外にも

選手がミスしているところを

すぐに修正指導ができるからです。

結構長い動画なんですが

ワタシが教えている内容を聞いてもらうだけでも

参考になるかと思いますので(聞こえづらいですが)

教則動画以外に、このような動画も

どんどんアップしていきたいと思います。




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