旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

マッサージ

2006-10-25 23:42:39 | サンボの技術

 旧ソ連ではマッサージは特に重要な回復法とされ、学生もコーチも6ヶ月、マッサージについて学習していました。トレーニング・技術練習と同じくらい回復法を大切に考えていた訳です。

 現在、日本でも回復の大切さを認識した選手は高いお金を払ってでも腕の良い(といわれる)マッサージ師や整体師にかかっていることも多いと思います。

・・・しかし

誤った認識から、長い目で見れば体を壊している(選手生命を縮めている)方法が、今でもまかり通っています。

●慢性の痛みと決め付け、単純に温めてはいませんか?

●強い刺激で揉み込んでもらうのが良いと思っていませんか?

●【揉み返し】は当然だと思って(説明されて)いませんか?


     ※※※※※※※※※※※※※※※※※


人体の構造を考え、同じ練習でもよりよい結果を残したい方・・・


サンボ技術講座2:回復法をおすすめします。

---------------------------------------------

 格闘技人気ブログランキング


小指

2006-10-12 00:53:31 | サンボの技術

 ジャケット(柔道着)の掴み方については「小指に力を入れる」と教わる場合が多いのではないでしょうか?

しかし・・・

これは前腕の関節の構造上、半分正解で半分不正解ではないかと考えます。

袖を上から掴む、いわゆる【ピストルグリップ】を指導すると、どうもしっくりこない(力が入っていない)と感じる時があるのですが、これは明らかに「小指に力を入れるクセ」が原因です。

「小指に力を入れること」が何故、半分正解で半分不正解なのか?

詳しい事は会員様専用ブログに書いてみようと思いますが、ここではヒントを1つ。

【ロシアンパワー養成法】の6ページにある写真を見て下さい。

私の左手に注目です。

握りの軸はどの指を通っているでしょうか?

--------------------------------------

 格闘技人気ブログランキング

--------------------------------------

 サンボ技術講座を購入希望の方はこちら

代謝速度

2006-10-10 19:58:52 | トレーニング理論
 サンボに適したトレーニング或いは、適さないトレーニングに拘らず、どのような方法でも私はすぐに結果が出ます。ゆえに私は自分の身体を実験材料にして、様々な方法を試す事が可能なのですが、何故それが可能なのかという(効果があらわれる)ことはスポーツ選手にとって、知っておくべきとても大切なことではないかと思います。

神経系のメカニズムを除けば、身体を適応させるスピードや怪我(大きなものから顕微損傷まで)を回復させるスピードは代謝の速度によって左右されるのです。もちろん怪我の場合は代謝の速度が早くても修復法が間違っている時に長引きますが・・・。

回復法を無視せずキチンとした知識があれば、同じ練習内容でも実力をもっと伸ばし、怪我を防いで選手生命を長くする事も可能ではないかと思います。


トレーニングや技術練習はもちろん大切ですが、回復法なくして実力を最大に伸ばす事は不可能なのです。


--------------------------------------------

格闘技人気ブログランキング

--------------------------------------------

サンボ技術講座購入希望の方はこちら

--------------------------------------------

お知らせ

2006-10-02 15:49:43 | その他
 ●ロシアンパワー養成法
 ●サンボ技術講座1:組手編
 ●サンボ技術講座2:回復法
 ●サンボ技術講座3:実力を向上させるサンボ的練習法


----------------------------------------

 ●パワー不足にお悩みの方

 ロシアンパワー養成法+サンボ技術講座1

 ●技術面で伸び悩んでいる方

 サンボ技術講座1+サンボ技術講座3

 ●疲れや怪我の多い方

 ロシアンパワー養成法+サンボ技術講座2

この様な組み合わせで購入される事をおすすめします

サンボ技術講座の購入はこちらから

※サンボラボSHOPでテキストを購入された方は自動的にサンボラボの会員様となりますので、会員専用のブログ及び掲示板のパスワードをお教えします。
 


柔道

2006-10-01 01:35:56 | サンボの技術

 柔道の創始者、嘉納治五郎先生は「今の講道館柔道は、私の講道館柔道ではない」(大正時代の言葉だそうです)、そして遺言で「柔を極めたければ、古流をやれ」とおっしゃられたのをご存知の方も多いのではないのでしょうか。

 私は今まで、将来的に当身を含めた柔道であるとか、当身を行わないまでも、それをを想定した乱取りなり試合が理想だったとか、とにかく嘉納先生は「なんでもあり」の柔道を最終的に目指していたのではと単純に考えていました。しかし、最近になって気になる文書を発見したので紹介したいと思います。

「講道館では乱取りをする際、襟(釣手)を掴み、袖(引手)を捕らえて稽古するが、これは初心者を導くには必要なことではあるが、最後(上達してから)まで行うべき形ではない」

釣手引手をキチンと組んで行うのが正しい日本柔道

これ、間違いなのではないかと思いました。
もちろん外国judo風が良いという意味ではありません。

古流の柔はサンボと同じように、近いところから攻めていきます。

柔では手首

サンボでは手関節を極めるのは反則なので肘・肩関節

そして、釣手、引手を掴むだけが組手ではないのです。

自分で自分の首を絞めてしまったような現行ルールがあるものの、まだ工夫次第で外国judoに負けない方法があるのでは?と思ったのでした。

---------------------------------------------------

 格闘技人気ブログランキング