旧ソ連で生まれた格闘技『サンボ』の研究所

サンボの技術・トレーニング法を徹底的に研究します。

裏投げの考察

2022-06-20 17:21:00 | サンボの技術
帯を上から掴んでいる場合、

ザツイープから裏投げという

2段階の入り方をします。
(ビクトル・アスタホフの裏投げ)

相手が動いていない場合は、

何故そうしているのかがわかりませんが、

実戦では、まずザツイープを

仕掛けることで相手はそれに反応して

足を外してきます。

その瞬間、相手は前足を使って攻撃することができず

且つ相手の足はそこに確実に位置しています。

相手の選択肢を奪う作業としてザツイープを使い、

次に裏投げのモーションに入るというものです。

連絡変化ではなく、ザツイープと裏投げは

セットで使い、効果を高めているのです。

対して、帯を下からとる場合というのは

相手の上手(うわて)帯からの攻撃に対する

カウンター的要素が強いため

ザツイープを使うことができません。

自分から仕掛けているように見える投げでも、

やはり相手の上手(うわて)帯自体の

カウンター攻撃ですから

同様にザツイープは使いません。




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