これは試合における
最終局面を切り取った
チェックスパーです。
一般的に寝技のスパーと
言われているものは
時間の無駄だと考えます。
長時間、寝技の展開になることは
サンボの試合ではありませんし
(それに、どうも寝技って言葉に
違和感があるんですよね。
フィニッシュとなる関節技と
それに至るまでの
相手をコントロールする方法と
言ったほうがしっくりきます)
現実的ではないことに
時間を割くのはもったいないからです。
自分或いはパートナーの
戦術を限定したもの
パートナーの抵抗度合を
加減したものなど
スパーリングの種類は様々ですが
このスパーリングは
試合における最終局面だけを
切り取って行うものです。
時間は15秒を1セットとします。
非常に短いですし
相手はこちらが
何をするのかをわかっているのですが
その中で極めることができなければ
試合において役に立たないでしょう。
一つの状況につき
40セット行うとしても
それだけで10分です。
練習時間には限りがあり
チェックするべきものは沢山ありますから
やった気になるだけの自己満スパーは
行うべきではありません。
よく試合において
アキレスをホールドしながら
相手に立ち上がって逃げられる・・・
というような場面をみますが
それなどは
このような最終局面のスパーを
繰り返すことで回避できます。
アキレス絞めが
極まる一歩手前から開始し
相手に立ってもらう。
こちらは立たせないようにして
しっかり極める。
スパーリングというものを
何のために行うか?
モチロン、試合で勝つためなのです・・・・
試合で勝つための練習法
もっと知りたい方は
サンボ入門理論編をおススメします。
サンボ入門理論編