
京急電鉄が120周年を記念する一環として、2018年12月1日から2019年1月31日までの間、「京急に乗って銭湯へゆこう!」キャンペーンを実施している。
去年も似たようなキャンペーンをやってたようだが、その時はあまり関心がなかったため、ほとんど記憶にない。
ただ今回は川崎を巡るタイミングが重なったので、参加してみることにした。
キャンペーンの概要は、川崎と東京の大田区(つまり多摩川を挟んだ行政同士)が手を組んで始めたもので、対象となる銭湯と沿線駅にリーフレットを配布し、駅(川崎、蒲田)にあるスタンプを押して、手ぬぐいと先着で交換、もしく抽選に応募するというもの。

▲これが川崎の改札口右側に設置してあったスタンプ台

▲こっちが後に訪れた蒲田の改札口右側にあったスタンプ台。ともに改札口の右側にあった

▲リーフレットにこんな感じで押す。
今回は、朝風呂のあるバーデンハウスという変わった名前の銭湯で押してもらった
バーデンハウスは開始翌日の12月2日に訪れたのだが、店主は押す場所が分からなかったようで、その様子から自分が一番乗りだったかもしれない。

そのスタンプの数に応じて応募すると、テディベアのぬいぐるみやTシャツが抽選でもらえる。
先着の場合だと、1126名に手ぬぐいと交換。リーフレットはチェック後に返してくれるため、そのまま応募することも可能だ。
1126という数字は、1126(いいふろ)にちなんだとか(ちょっと無理を感じるが…)。
手ぬぐいをもらえる場所は2箇所あるが、自分が訪れたのは川崎にある「川崎駅北口行政サービス施設 かわさき きたテラス」というところである。
初めて行くところなのでGoogleマップで調べてみたところ、川崎駅構内にあった。

▲川崎駅の北口

▲エスカレーターか階段をのぼる

▲広い通りにでて

▲その通路の右側にきたテラスはある(写真は通り過ぎて振り返った場所から撮影)
スタッフはすごく親切で、入るとすぐに声を掛けてくれた。
キャンペーンの件を伝えるとリーフレットにチェックしたあと手ぬぐいを渡してくれた。

▲そして貰えたのが、この手ぬぐい。ちょっと薄い感じだが、デザインが面白い
京急のマスコットキャラクターのけいきゅんが桶をもっており、その中に東京の銭湯キャラクターであるゆっぽくん、それとテディベアが見える。
ここでなぜテディベアが採用されたのかはよく分からないが、一般的な銭湯の常連客であるご老人たちはほとんど興味を示さないだろう。
今回のキャンペーンはどちらかというと女性の客層を広げるという意味での試みなのかもしれない。
ところで肝心のリーフレットなのだが、実はそのリーフレットを川崎駅構内で探したけど、自分の探し方が悪かったのか一向に見つからなかった。
仕方なく、改札口横の駅員さんが待機してる場所に赴いて、銭湯のキャンペーンについて訊ねると「ここにもありますので」と後ろの棚から差し出してくれた。
各銭湯にもあるので、銭湯で貰うという手もあるが、それだと銭湯のスタンプは貰えても京急のスタンプは帰りに押さないといけない。なので結局、応募は後になってしまう。
リーフレットはスタンプ台の横に置いてもらえれば、すぐ手に取ってスタンプも押せて便利だと思うのだが…。