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銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

親松の湯(横浜・白楽)

2020-02-25 06:47:00 | 銭湯





#親松の湯










✔松の木が目印
✔坪庭には池
✔若者が目立つ











#白楽駅


▲東急東横線の白楽駅


▲改札口をでると




▲左に曲がる


▲坂道を下っていく




▲ここは六角橋商店街


▲そのまま進んでもいいのだが


▲今回は裏道を進むことに。すぐ右手に仲見世通入口がある


▲入ったところ


▲すぐ左






















▲上野のアメ横みたく、狭い路地に色んな専門店があって面白い














▲出たところ


▲右に進む


▲六角橋由来の案内板があった


▲この横断歩道をわたる




▲渡ったところを右






▲かながわ信用金庫のところで左折














▲到着


下足箱に靴を預けて扉を開ければ、目の前にフロント。
座るのは、70代後半ぐらいの女性だ。いかにも絵に書いたお母さんといった感じの女性である。
右に目を転じると、休憩所。テレビや古いベッドマッサージ機があった。


男湯は左側にあって、中に入るとけっこう広めの脱衣場である。
左奥には、なにやらフットプレス、ぶら下がり棒、トレーニングベンチ、握力計まである。銭湯にある設備とは思えない、なかなかの充実ぶり。
そこに小さな子と親子が挑戦していた。子どもはさすがにトレーニングベンチは厳しかったようだが。
お父さんはというと、見た目は明らかに日本人なのに、なぜかやたらと「That's right」とか「let's go」などと英語を挟んでいた。
ぶら下がり棒は、初老の男性がうなり声をあげながら頑張ったりと、けっこう使われてるみたいである。


周囲をロッカーが取り囲み、島ロッカーもある。魚の剥製?みたいなものもあって一層レトロ感を醸し出していた
お客さんはそこそこいるものの、広いのでスムーズに着替えることができた。
右奥には有料のドライヤーや洗面台もあって基本的に作りは古く、いかにも昭和の銭湯といった趣である。



出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同組合ホームページ引用



浴室の扉を開ければ、浴室も広いなという感じで、島カランが2つ並ぶ。右に立ちシャワー。
左の手前にはサウナがあって、そのサウナの横に一人用の水風呂。手を突っ込んでみたところ、けっこう冷たかった。
温度計は20℃を示してたが、たぶん14℃ぐらいだったのではないかと思う。


カランは島カランの他にも左右壁に沿ってカランがあるが、左のみシャワーがない。その左側はというと窓ガラスになっていて庭と池を見ることができる(ただし結露がひどい)。
大きな鯉が何匹も入っていたが、ほとんどが微動だにせずたたずんでいた。


浴槽は奥にあって、3つに分かれている。
左は岩のモニュメントが設置された白湯で深浴槽。右壁にジェットが噴出していた。
その右隣は寝湯。水枕もあるが残念ながら冷たくなかった。
さらに右にはガラスで完全に覆われた浴槽があって、中に入ると薬湯だった。ずいぶん大げさな設備だが、こうする必然性があったのだろうか?
温度は白湯が43~44℃ほどと結構熱い。薬湯は、おそらく41℃前後と思われる。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同組合ホームページ引用


客層は若い人が多く、おそらく近くにある神奈川大学の学生たちだろう。高齢者もいるが親子連れも目立ち、かなり幅広い年齢層に支持された銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 白楽
経路 商店街を下った右
周辺の環境 住宅街

●空間演出
建物外観 昔ながらの作り
壁画・眺望 坪庭や池
統一感 あり
置物 魚の剥製
照明 ふつう

★設備
休憩所 フロント横
脱衣所 広くて綺麗
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 
サウナ あり
温度 40~43℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 ふつう
清潔さ ふつう
貸しタオル あり(0円)
備え付け なし

◆人
受付 70代の女性
客層 若い人が多い


【案内】

住所
〒221-0802 
横浜市神奈川区六角橋2-15-5

電話
045-491-8196

営業時間
14:30〜24:00

定休日
毎週水曜日

※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ転載


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいです (野次馬ジジイ)
2020-02-25 12:36:26
お早うございます。
カミサンの実家の近くに住んで居た頃は何度か行っていますし、六角橋商店街はスーパーが無かった時代には買い物に良く行きました。
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Unknown (southandnorthface)
2020-02-25 12:53:03
この近くに住まわれていたんですね!
またいいところに奥様のご実家があったんですね(笑)
六角橋商店街は老舗や専門店が沢山あってすごく面白いところだと思います。
むかしだと白鳥座という映画館もあったらしく、「日本沈没」や「八甲田山」の監督をつとめた森谷司郎さんが通われてたと知って驚きました。
岸恵子さんも以前は住まわれてたらしく、ここは横浜を代表する街の一つじゃないかと思います。
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再びですが (野次馬ジジイ)
2020-02-25 15:12:29
野次馬ジジイが住み始めた時にはまだ白鳥座もありましたし映画も観に行ったし、カミサンは岸恵子さんの家を見に行ったって云ってました。
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Unknown (p4p)
2020-02-25 18:16:23
脱衣場や浴室を拝見すると、サウスさんの仰る通り、THE・昭和の銭湯ですね。浴槽縁に配置された岩のモニュメントが渋いです(笑)。でも学生さん達も多く訪れるなら、浴室内は賑やかで活気がありそうなイメージです。それとガラスに囲まれた浴槽は、打たせ湯じゃなくて薬湯なんですね。いったい何のために囲んでいるのだろうか(笑)。
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Unknown (southandnorthface)
2020-02-25 18:51:49
野次馬ジジィさんへ

おお、すごい。いまとなっては幻の映画館とさえ呼ばれてる白鳥座を観に行ったことがあるんですね!
まさか、観に行った方からコメントを貰えるとは夢にも思っていませんでした。
感激です(笑)
当時の写真を観ると今見てもモダンで洗練された映画館でしたね。
岸恵子さんはそのころ松竹の看板女優だったので、さぞかし立派な自宅だったでしょうね。
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Unknown (southandnorthface)
2020-02-25 19:04:46
@p4p そうなんですよ。もう、入った瞬間にああ昭和にタイムスリップしたという気分ですね。夜はLEDランプでは再現できない蛍光灯独特の暗さも再現されてて、昭和好きにはたまらない空間だと思います。
たしかに若いグループが来ると賑やかというか、正直うるさいです(笑)
でも一人で来る学生も多いので、そんなにわちゃわちゃしてるわけではないですね。
ガラスケースはほんと謎でした。開けるまでなんだここは…という感じなんですが、足を入れたらぬるい薬湯なんで拍子抜けしました。
ただ、薬湯の匂いが充満してるので、そうした匂いや成分を閉じこめる効果はあるのかな?とは思いましたが。
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