#巣鴨湯
2022年10月8日
リニューアル




JR山手線
#大塚駅

JR大塚駅。いちばんの最寄り駅は都電荒川線の庚申塚であるが、大塚駅からも近いので今回はこちらから行くことに

▲相変わらずにぎわっている


▲階段をおりて

▲奥に改札口

▲改札口を抜けた先に地図がある。ひだりの北口方面へと進む

▲北口

▲出口を抜けたところ

▲そのまま真っ直ぐ進む

▲直進

▲荒川線の線路を渡り

▲ここでストップ

▲ひだりに曲がる

▲あとは真っ直ぐ歩くだけ




▲しばらく歩くと



▲右に巣鴨湯がみえてくる

▲入り口からだいぶ様変わりしている

▲到着

▲ひだりにあるコインランドリーもおしゃれだ

▲下足箱には花がたくさん飾られてある

▲名物だった鉄道模型はなくなってしまったけれども、名残はあった
右手には券売機があり、扱うのは現金のみ。ただし、電子マネーは受付で対応してくれるようだ。
入浴料が500円で貸しタオルが50円だった。入り口付近ではお客さんを出迎える女性が立っていて、駐輪の世話なんかもしていた。リニューアルと比べると天と地の差である。
チケットを手にして奥に進むと小さいスペースながら手前に飲食が楽しめる小さなテーブルと椅子が並ぶ。
その奥に受付のフロントがあって、対応してくれたのは30代ぐらいの男性。
チケットを出すとすぐに貸しタオルを出してくれた。
フロントまわりには多彩なグッズが置かれ、Tシャツなんかも売っている。
男湯は左側で、女湯は右側。
のれんをくぐって左側に進むと、リニューアル以前の時はどんな感じだったかすっかり忘れてしまったが、少なくともかつての面影は完全に取り払われ、すごく綺麗な空間になっていた。
ロッカーは壁面をぐるっと覆い、設置場所によっては縦長だったりした。大きい荷物をもってる人でも収容できるだろう。コインリターン式なので、あらかじめ100円が必要である。
入り口の手前左にドレッサーがあり、綿棒やティッシュなどが置いてある。ドライヤーは有料。ドライヤーのメーカーはよく知らないところだった。
脱衣場には大きなテレビがつり下がっていて、75インチぐらいはありそうな大きなものだった。
浴室の扉をあけて中に入るとまず驚かされたのは、足下が浴室の中まで畳だったことだ(玄関の入り口からずっと畳だった)。おそらく浴室に関しては本物の畳というより畳を模したものだと思うのだけれども、とても斬新である。
それと足下が畳であるメリットはすぐに感じられた。足の裏がまったく滑らない。これは子連れだとより一層恩恵が感じられるにちがいない。
というのも子どもが足を滑らせて頭を打ってる場面は過去に何度も見ているので、安全面に関して特筆すべき点だ。
入ってすぐ目の前に島カランがあり、左側に浴槽が並ぶ。右手前はサウナ。サウナの入り口は円を描いた形状で、中を覗くと足下のところが間接照明だったので大人びた雰囲気でカッコいい。
二段ぐらいなのでそんなに人は入れそうに見えなかったが、そこそこ収容できるスペースにはなっていた。
開店したばかりということで規制が敷かれていたにも関わらず、入り口で待機している人たちが何人か見受けられた。
右の間仕切り壁にもカランが並び、島カランのところは固定シャワー。間仕切り側はハンドシャワーだった。
どちらもハンドルを押して時間の経過とともに止まるものであるが、流れている時間は長いのでストレスを感じず。
備え付けは、シャンプーとコンディショナー、それとボディーシャンプー。
シャンプーはノンシリコンですべて炭が入ったものだったので色は黒かった。
シャワーでシャンプーを流していたら全然落ちる感覚がない。ということでおそらく軟水だろう。
開店したばかりということで設備の機能は軒並み精度が高く、終始快適だった。
立ちシャワーは左側の手前にあり、こちらは頭上に設置された円形ヘッドと、もうひとつはハンドシャワーである。
浴室の左側にある浴槽を見ていくと、手前にあるのは水風呂で、壁の下にはLEDの照明を使って青色にてらしている。とても神秘的だった。
詰めれば5人ぐらいは入れそうな広さで、手を入れてみたところかなり冷たい。たぶん16℃前後あたりだろうか。
さらに隣奥の浴槽はというと、これまたお湯ではなく、35℃前後の不感の湯だった。つまり水風呂である。
これならキンキンに冷えた水風呂が苦手な自分も堪能できるし、夏は最高だ。このように二種類の水風呂を用意していることに驚かされた。それだけサウナに特化したということなのだろう。しっかりと時代のトレンドをとらえている。
その不感の湯の奥はシルキー風呂で、微細泡によって白濁になったものだ。温度は41℃ぐらいでちょうどいい案配。
こちらも詰めれば5人ほど。
一番奥は白湯のジェットが2つ並ぶ。さらにちょっとしたちいさなスペースに電気風呂が用意されていた。ビリビリと書いてあって実際に入ってみたところ、ビリビリというよりもドクドクという感じのリズム。強さはさほどでもないので、誰でも使えると思う。
ここまでが室内で、外の空間もある。
扉をあけて外にでると、左側に4人前後が入れる横長の湯船があり、最初はてっきり水風呂なのかなと思ったら内露天風呂だった。
ちょっと熱めで42、3℃ぐらい。ここが湯船の中では一番熱かった。内露天とあるが、実際には壁が取っ払われているので事実上の露天風呂である。
その露天風呂の目の前に外気浴の椅子がきれいに並んでいる。
通常の椅子が4~5並ぶのと、奥の左右にはキャンプ用のベッドチェアがある。興味本意で使ってみたがかなり快適で、自宅に欲しくなったほどだ。
ただし、背もたれの倒し方がまったく分からなかったので、自分みたいなバカでも分かるように解説がほしかった。
通常の銭湯だと、座る前や座ったあとに水を流すための桶があるが、ここはそうした桶に加えて、ホースにつながった散水ジェットまで置いてあった。なので手軽にジャーと椅子を水で流すことができる。しかも左右に二箇所用意した充実ぶり。神は細部に宿るというが、まさにそれを体現した神サービスだ。
客層は、やはりリニューアルしたことで一気に若い人が増えた気がする。以前のときは完全に地元の高齢者専用だったため、まさに生まれ変わった雰囲気。それと活気がふえて巣鴨商店街の新たな目玉にもなったのではないかと思う。
事実、巣鴨商店街を意識した形で、“すがもん”という巣鴨商店街のキャラクターが随所に顔を出していた(たとえば内露天の排水溝に描かれていたりとか)。
地元のブランドに乗る形ながら、独自にブランド化を押し進めるのが現在の新しい銭湯の潮流であるが、巣鴨湯もその例外ではなかった。
以前の巣鴨湯は本当の個人商店という感じで店主の趣味や感性がそのまま反映されていたが、新しく生まれ変わった巣鴨湯はよくも悪くも時代の流れに乗っかっていて、きわめて合理的で、その進化の姿がより一層浮き彫りとなるリニューアルだった。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 庚申塚、巣鴨、大塚
経路 北に進む
周辺の環境 巣鴨商店街
●空間演出
建物外観 マンション
壁画・眺望 なし
統一感 あり
置物 鉄道模型の名残
照明 明るい
★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 きれい
シャワーの出 勢いがある
浴槽の種類 水風呂、不感湯、シルク風呂、ジェットバス、内露天風呂
サウナ あり
温度 41~42℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 丁寧
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け あり
◆人
受付 30代ぐらいの男性
客層 幅広い年齢層
【案内】
住所
〒170-0002
豊島区巣鴨4−13−9
電話番号
03-3917-5773
アクセス
都電荒川線「庚申塚」駅下車、徒歩1分
休日
火曜
営業時間
15:00−24:00、土・日曜12:00−24:00
※東京銭湯ホームページ転載
モンモン 大塚駅大好きですよ❤️
駅前の山本のハンバーグ めちゃ美味しいですよ、おにぎり ぼんごも 移転後オープンですね!大塚って美味しいお店ありますね!
大塚駅は久しぶりに降りたのですが、北口がだいぶ変わっていて驚きました。
それと、おにぎり ぼんご!
そうそうそう!
すごい行列でした。最初はなんのお店なの?と思ったらおにぎり屋さんで仰天です。
ラーメン屋さんとかパンケーキ屋は見たことがありましたが、おにぎり屋さんでこんなに並ぶんだと思って、東京人は並ぶのがホント好きだなとちょっとあきれてました笑
山本のハンバーグは知らなかったです。ハンバーグは好きなので、今度行く機会があったら立ち寄ってみたいと思います。
貴重な情報ありがとうございます!
😆お返事ありがとうございました😊
ほんと大塚駅北口かわりましたねえ!斬新ですよね!
駅前の ラーメン屋 ホープ軒おやすみされていましたね!
ぼんご 行列でしたか?モンモン 20年くらい前に一回食べましたが おにぎり美味しかったですよ!たかが🍙されど🍙 という感じで 一回食べたら 虜になるお味です。
東京人が並ぶのが好きというか きっと皆様東京のみならず都外からも虜になった方が並んでいるのでしょう!
山本のハンバーグ記事 モンモンのいかにお示ししますね!めちゃ美味しかったです。
いつも素晴らしい記事をありがとうございました😊これからもお元気でねえ!
大塚 山本のハンバーグ
https://blog.goo.ne.jp/rose-tky/e/89f079d4ed73711bcaebfd5bdc2dd9f9
https://blog.goo.ne.jp/rose-tky/e/b04a97833212284f2254c5ba0ed20b7a
https://blog.goo.ne.jp/rose-tky/e/239645bea08b564671455724028b4405
おにぎりぼんご
https://blog.goo.ne.jp/rose-tky/e/7e8933e8b580d153af0ac5c041aae959
いつも大塚からは都電線路沿いに移動することが多いです。この道は時々通っているけど気が付きませんでした。マンションの銭湯は気づきにくいです。
今度確認しますね。
そうそう、滝野川6丁目の「稲荷湯」が本格的銭湯の風情で気に入っています。銭湯外観派ですが、やっぱり内部も気になります。
もし入られていたら教えてください。
詳しい情報ありがとうございます!
山本のハンバーグの記事見ました。すごく美味しそうですね。道順もわかったので、方向音痴の自分でもたどり着けそうです笑
たしかに東京はいろんな人を引きつけるので、沢山の人が来るのかもしれません。あとみんなアンテナが広くて色々と詳しいから、有名になると一気に人が集まるのかなと思います。
しかしぼんごには驚きました。
あれだけ並んでたらちょっとどんな味なのか気になりました。かなり時間の余裕がないと無理かもしれませんが、空いていたら入ってみたいです。
たしかに巣鴨湯は気がつきにくい場所だと思いました。自分も素通りしそうになったぐらいでしたから。ぜひ大塚から歩くときは見てみてください。
稲荷湯は映画とかCMでもともと有名なところですよね。自分も一度入りましたが、その時は少しリニューアルしてたので、そんなに古めかしい感じではなかったです。
まあ、ごく普通の銭湯でした笑
でも、外観はすごくノスタルジックでいいですよね。店主の女性もすごく親切な人なんですよ。
後継者がいないらしくて、今後どうなるかは分かりませんが末永く続いてほしいです。
あと以前、荒川散歩さんが記事にされていた大黒湯の屋根の話はすごく参考になりました。いつか訪れてみたいです。
ね〜!生まれ変わりましたよね〜。
以前の巣鴨湯も気に入っていたので、改装のため休業になった時は、ダメダメシャワーが直ってちょっとキレイになればいいかな〜と思っていました。
休業の貼り紙の感じだと、私も、このまま閉店もアリかも…と思ってました。
Twitterに廃業する選択肢もあったと書いてあったので、ここまで立派になって感謝と感激でいっぱいです。
まず、びっくりしたのが、男湯と女湯の位置が入れ替わっていたことです。
近隣からの視線を考えてこうなったのかな?
以前の女湯は左側で浴室の窓から外が(と言っても塀ですが)見えていて、ここが男湯の露天風呂になったのかしら?
新しい女湯は内露天で壁があって外は全然見えません。天井からちょっと風が入るくらいです。
畳!素晴らしいです。脱衣場の畳の上はルンバが走ってました。
浴室の畳は滑らないし足に優しいですよね。あと、足もとの排水溝が金属でなくフカフカなものでした。隠れすがもんがいるのも楽しいです。
水風呂は10秒で限界、ぬるい水風呂、不感の湯というんですね。こちらは永遠に入っていられそう笑。家の風呂に入る時、夏はいつもこの温度ですよ。
そうです。とにかく若い人が多い。キレイめな女子が多くてびっくりです。あなたたち今までどこにいたんですか?って感じです。
彼女たち風呂上がりにちゃんとスキンケアしていて美意識がもう違うわ〜。
私なんか、備え付けのボディーソープで顔洗っちゃってるし…。
脱衣場のボディードライヤー、これにもびっくり!めっちゃ気持ちいいです。全銭湯に導入してほしい設備ですね。
スタッフも若い人ばかりで、帰りにイケメンスタッフにありがとうございましたー!と何度も言われて、気持ちよく家路につくことができます笑。
こんばんは。
今回の記事は、全身全霊sun-sunさんに捧げるものでした。
改修前の張り紙を見た人たちは、みんな(あー、こりゃ廃業かぁ)と思ったと思います。事実、今まで見てきた銭湯の行く末がそうでしたから。
もしもリニューアルするなら、恵まれた立地だからデザイナーズ銭湯にすれば儲かるのになぁ。勿体ないなぁ~と勝手に思ってたら、まさかのデザイナーズ銭湯に変わっててビビりました笑
五色湯の変貌ぶりもビックリしましたが、こちらも驚きの変身ですね。
ほんと今回のリニューアルは大正解だと思います。経営者からするとかなり覚悟が必要だったでしょう。その勇気に拍手です。自分がおなじ立場だったら、売り払って悠々自適の生活を送ってました。
男湯の露天も決して周辺が見えるわけじゃなくて、天井があって、ちょっと隙間から空がみえる程度です。あの敷地だとこれが限界かなと思いました。
畳は最高です。今までタイルを歩く時に滑らないように気を使ってたのですが、ここだとそういう気遣いが必要なくて、気持ちも楽になりました。夏に不感の湯は最高ですよね。ほんと言われる通りずっと入っていられそうで、つめたい水風呂が苦手な人もここに来てみて!とオススメできる場所です。
ちなみにボディドライヤーってなんですか?笑
男湯にあったかちょっと記憶になくて、女湯だけあったならズルい!と思いました。
若い人たちが訪れてくれてるのは銭湯業界にとって朗報です。
これからいかにして若い人たちを呼び込むかが大きな課題だと思うので、ほかの銭湯も巣鴨湯の成功を参考に是非つづいて欲しいなと思いました。
そして、巣鴨湯のリニューアルをおしえてくれたsun-sunさんに感謝です。
ボディードライヤーは、浴室から出てすぐ横に半畳ほどの囲まれたスペースがあって、天井の扇風機みたいなものから涼しい風が出ているのです。体がすぐ乾くし、めっちゃ快適です♪
あと、トイレもですね、入ると蓋が開く!アラウーノ!素晴らしいです。
以前の巣鴨湯のダメダメシャワーとか、半円形の浴槽とか、フカフカソファーとか、走馬灯のように思い出して涙したりするけど、本当に今回のリニューアルは大成功だと思います。
客層がガラッと変わったけれど、以前の常連さんの姿も見かけてホッとしたりもしてます。
そうそう。大塚といえば、ぼんごですよ。
女将さんが「情熱大陸」に出たりして、ますます人気で、行列もますます長くなっています。
自慢じゃないけど(自慢だけど)前の前の場所に店舗があった時から行ってます。行列ができるようになってからは行ってないけど。
美味しいですよ〜。機会があったらぜひ食べてみてくださいね。
おはようございます。
ボディドライヤーってそういう物だったんですね。巨大なドライヤーを想像していました笑 トイレは使わなかったので気がつきませんでした。
最近の銭湯はハイテク機器が取りそろえられていて、経営者は投資が大変でしょうが、スーパー銭湯にひけを取らないのは頼もしいです。
たしかに若い人がすごく増えました。一方で高齢者(たぶん常連さん)の姿もあって、これぞ理想的な客層だと思いました。
ぼんごは大塚駅に降りてはじめて知ったので、おにぎり屋さんまで人が並ぶ光景はすごい衝撃的でした。と同時に東京ってなんでも並ぶんだなと思いました笑
テレビで取り上げられるほど有名なところだったんですね。
調べたら待ち時間が2時間半とか最長で4時間とかぶっ飛びました笑
お値段も物によってはそこそこしてて、おにぎりって誰が作っても同じじゃね?と思う単純思考の自分にはちょっと不思議な世界です。
でもこれだけ人気ならおにぎりの概念を変えてくれるかもと思うと、やはり気になりますね。機会があれば食べてみたいです。