領海侵犯した中国の公船に何もできない日本、このように戦後旧社会党が作り上げてきた日本弱体化政策が1枚1枚そのベールを剥ぎ取られている。無政府主義が社会主義の皮を被って日本を弱体化してきた。ソ・中・韓・北の影響化で国民をミスリードしてきたマスコミ。米国の意向に沿って来ざるを得なかった日本。日本国の現状を嘆く右翼は食うのさえやっとで、エセ右翼が跋扈する。左翼も似た状況だ。本来日本国を深く考えて行動する右翼や左翼の思想はエセ右翼やエセ左翼に混同され、その本質を見失った。マスコミも売れさえすれば良い、視聴率さえ取れれば良い、と言う具合に太平洋戦争へ世論を導いた「罪」を反省していない。「国防」と言った軍事に反対することが戦前の反省と勘違いしている。その前提は「日本に侵略する国などない」と言う発想だ。昭和50年代の野党の防衛に関するインタビューや書籍を振り返れば良くわかる。この「過去に自分が何を言ったか」を持ち出されると困るのがTVだ。マスコミについての議論は「いずれ行う」とTVが言っておきながら、20余年以上できていない。先般NHKが「戦前のマスコミがなぜ戦争を煽ったか」みたいな番組を放送した。「新聞が売れるから」と言う返答が当時の関係者の口から出てきた。河北新報が消極論を展開したら焼き討ちにあった話など新鮮であった。オスプレイ問題も1996年からあることは報道しているが、その年台湾沖に中国がミサイルを撃ち込んだ事件が影響していることを伝えるマスコミはない。沖縄の地理的位地、地政学的位地について報道するマスコミもない。民主党政権になり最大のメリットはやはり旧社会党の連中では何もできないと言う事を国民に見せ付けることとなったことだ。そう考える国民は圧倒的多数であり、旧社会党の後を民主党はなぞるであろう。前回は社会党叩きで難を逃れたマスコミも今回は勝手が違う。ネットがここまで普及したためにマスコミの「ウソ」がバレバレになっている。最早TVニュースだけでは誰も信じない。ネットで裏を取ろうとする。CNNやUPやBBCなどに圧力をかけることは難しくまた時事通信や共同通信に対しても同様である。マスコミが自分たち都合が良いように作り上げてきた虚構のベールがまさに1枚1枚剥がされている。