フィリピンから米軍が撤退、中国の南沙諸島進出が盛んになる1980年代、米国が経済的に落ち込みバカな鳩ポッポが沖縄米軍基地の処理を誤ってしまった。外務省は事なかれ主義を貫き、竹島や北方領土で、韓国やロシアが蠢き出した。ここに至っては隣国の脅威を否定することが困難になってきた。政府はこの隣国の連携にどの様に楔を打ち込めるだろうか?
「各個撃破」が戦略の基本である。先ず、韓国に対する。理由は「陛下を侮辱した」これで十分だ。手持ちの韓国国債を大量に「売る」。その料金で新にロシア国債を購入する。次に通貨スワップの破棄を宣言する。これで韓国経済は大打撃である。ロシアは国債が大量に日本が購入したことで牽制となる。中国に対しては尖閣に米軍施設を置く。一歩進んでわが国のR.O.E.(交戦規定)を改定する。現状の国内法では領海侵犯への威嚇射撃しか行えない。海保は撃てるが自衛隊は威嚇射撃しかできない。法整備を行う必要がある。フィリッピン、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インンドネシアとのシーレン協定を結ぶ。この海域は日本の生命線である。石油の道である。
多くの素人でもこのくらいのことは、考え付く。なぜ政府は国民に、「それは違う、理由は・・・」とできないのか?省益闘争や党内闘争に明け暮れて、「国家感」が欠如している。国民の大多数はそう考えている。バカな左翼は「外交で」としか発言できない。その外交の結果が現状だ。「軍事は外交の延長線上にある」クラウゼビッツの言である、「兵は国家の大事なり」孫子の言である。政府が明確な意思のもと対処しなければ領土問題は解決しない。竹島に韓国はあれだけの施設を作った。資本を投下したわけだ。外交交渉ではもう解決しない。