自民党の石破茂総裁は、米ハドソン研究所に寄稿し、抑止力確保のため北大西洋条約機構(NATO)のアジア版を創設し、この枠内で「核の共有や持ち込み」を検討すべきだと主張した。27日付で同研究所ホームページに掲載された。
https://www.47news.jp/11551371.html
北朝鮮が仮に百発以上のノドンを日本に撃ち込んできた場合の想定をしておくことも危機管理の観点から大切なことである。「仮定の話など無意味だ」と笑っていられないことを東日本大震災で日本人は学んだ。しかし「最悪の想定」と言うことを安全保障面においてなぜか左翼の方はこの考えを棄てる。
北朝鮮がノドンに搭載する弾頭が「核」である必要はない。北朝鮮はB・C(細菌・毒ガス)兵器の保有量も世界で有数であるためだ。
第一次世界大戦直後イタリアの軍事学者ジュリオ・ドゥーエが「制空論」で書いていたように、「防御側は100機の内1機でも突破攻撃されればその被害は甚大で失敗であり、攻撃側は100機の内1機でも突破攻撃できれば成功である」と言っている。
北朝鮮のノドンは200基以上300基未満が実戦配備され、現在その全部若しくは1部が発射体制にある。果たして自衛隊は総て迎撃できるのか?その数に対応できるSM3やPAC3などの迎撃ミサイルの備蓄は充分にあるのか?「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」では無いが命中率100%のミサイルなど存在しない。数でカバーする他はない。
現代戦において破壊力が大きい兵器が多い、その破壊力が大きい兵器相手に専守防衛とは困難な道である。
先制攻撃が最も簡単に勝利へ繋がる。この原則を覆すことは容易にではない。そのためには現場の指揮官の能力、兵器の数量、兵器の質と情報、それに「運」が必要である。
日本はこの数量と言うカバーしえない物理的事実にも疎い。迎撃ミサイルの備蓄数量を増やす必要があるが、これにも左翼の方々は反対なのであろうか?
故に日本はレーザー兵器やレールガン開発に力を傾注している。間も無く実用化できる様だ。特亜三国や露がクレームを入れて来ているそうだ。奴ら超音速ミサイルが無力化されるからね。
レールガンもレーザー砲も1発当のコストがミサイルと比べる1/1,000〜1/10,000だからね。