知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

一泊旅行に行きました。

2011年10月08日 | Weblog
それぞれの利用者の状況に応じて、旅行グループを4つの班に分けて行っています。今年でもう4年目くらいかな?


まず最初のグループは、比較的元気である程度自分で意識して取り組める方が中心です。



そのため、旅行方面や内容も、遊園地や見学、宿泊地もホテル(旅館のときもあります)等になります。少し(一泊で行ける程度の)遠くへ行きます。


今回は、震災の影響もあり、東側の方面は遠慮し、西に向かいました。新幹線を使って福岡・北九州方面です。


実は、昨年も新幹線で西に向かったのですが、NHK朝ドラの影響で(利用者の方の希望により)広島へ行きました。



そのため、乗り降りや新幹線での過ごし方(2時間以上あります)等、慣れておられたのが、職員にとっては安心でした。


北九州(小倉)では「スペースワールド」へ、そして博多湾をクルージング・・・、翌日は福岡市内へ移動し、福岡タワー等へ行きました。



「スペースワールド」は、遊園地での遊び方に慣れた利用者の方も多かったので、乗り物や様々なアトラクション等、自分たちで選び楽しめました。すでに大阪のUSJに2回、ディズニーワールドに2回行っています。よほど職員より遊び方が分かっているんじゃあ?と思うときもあります。



初日は良い天気でしたが、2日目は雨にたたられ、少し見学するときの移動に困りました。



ひとつハプニングが・・・


博多駅の前のホテルに宿泊したんですが、ほとんどがビジネスホテル形式で、当然銭湯や大浴場はありません。各部屋にはユニットバスがついていますが、使いこなすのは少々困難・・・


実は、今回の旅行社の方が、ホテルに大浴場があるものと勘違いされ、予約してしまったようなんです。


夕食を食べるときに、それが発覚し、さあーー今日のお風呂はどうしよう??ということになりました。



幸い、クルージングを終えたときに、博多湾の乗り場付近に大きなスーパー銭湯がありました。また、今回の旅行に行かれていたメンバーは、前述したように自分で行動できる方が多いので、今日はその「銭湯」で・・・ということになりました。


実際は、いろいろトラブルの処理に時間がかかり、「銭湯」で過ごす時間は短かった(1時間弱)のですが、逆に雰囲気もよく大きな「銭湯」でお風呂に入れたのはよかったかもしれません。(結果オーライ?)




さすがに帰りの新幹線や施設までのバスないでは、みなさん疲れてよく居眠りをされていました。


でも、「楽しかった」という感想を聞かされ、よかったんじゃあ・・・と安心しました。




次は、月末に2つ目の班が旅行に出ます。(次の旅行メンバーは、高齢者中心です)
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