知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

自己都合の障害者施設が多すぎる。

2017年04月04日 | Weblog
さて、4月に入り、各会社や学校関係、また各障害者施設なども、新年度を迎え、多少なりとも体制が変わるところも多いと思います。


私も、昨年還暦を迎え、同級生も3月で退職した人も多く見られました。



面白いのが、障害者施設というのは、基本公務員に準拠しているため、定年も60歳なんですが、ここが各施設の自己都合・・・というより、新しい体制が作れないため?・・・で、定年が自動的に延長され、いつのまにか60歳を超えても、居座っている管理職が大勢います。(・・・と言って、役所関係が天下りで、似たような場所に異動するのも考えものですが・・・)


それこそ自己都合の規約を改正して、いつのまにか定年が65歳になっていたり、理事長等がいつまでも変わらない・・・というのは、いかがなものかと思います。




管理職が変わらない・・・ということは、その下で働いている(すでに50歳を超えた)職員は、このまま管理職になることもなく、平職員(まあ、リーダー的な存在は任されますが)のまま終わってしまうのでしょうか?



いつかは、体制を変える時がきます。そのときのために、次に管理職を任せられる職員を育てているか・・・?というと、それも怪しい感じですね。





私が以前に勤めていた施設も、同級生がおり、そのまま60歳を超え、未だに同じ管理職として体制を維持しています。

実は、私が退職する直前にも、そろそろ次期管理職候補を育てる必要がある・・・という話を、しつこいくらいに言っていましたが、思った通りスルーされています。



60歳になったら、辞めようかな?という話もありました(結局、私は早々に退職しましたが・・・)。


65歳定年・・・という形になり、いつのまにか、今の体制が維持されています。ホントに勝手なものですね。




常に先を考え、利用者のことも同様、職員のことも同様、現状維持も必要な場合もあるでしょうが、いつまでも同じ状態が続けられる訳ではありません。

ホントに先のことを考えているなら、前向きな体制作りが大事なんじゃあないか・・・と思います。




大きな法人になるほど、身動きが取れなくなり、自己都合の体制や人事異動等、不必要な(返って混乱を招くような)体制作りも問題ですが・・・


いずれ、行き詰って自己崩壊するのを待ちましょう。




今回は、少し愚痴だったのかも・・・(笑)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする