知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

友人の裁判、いよいよ結審。

2017年10月22日 | Weblog
友人の裁判、いわゆる施設での「強迫、及び暴力行為」に対する間違った裁判、その経過を順次、投稿させていただきましたが、いよいよ先週にその判決が下されました。



結審でもあり、仕事を休ませてもらい、地裁へ向かいました。





結果は、1年6か月の有罪判決。初犯ということで、3年の執行猶予が付きましたが、予想以上の厳しい判決でした。


ただ、その後に、裁判長から判決理由の説明がありましたが、今までの公判を聞いている人からすれば、訳が分からない理由がつらなっていました。ホントに審議したのか?という感じです。


もちろん、今年に入って、裁判官が全員交代になったことも、大きく影響していると思います。心証部分や経過等を考えると、その部分も大きいでしょうね。




まだ、現在 控訴等の話し合いも行われている段階のため、詳しい状況は書けませんが、この日は、空しさと悲しさと、それに伴う脱力感があり、夜も寝られませんでした。

こうやって、世間でも「嘘」がまかり通り、それが真実に切り替えられ、間違ったストーリーが出来上がるんだなあ・・・と。

いわゆる「冤罪」がなくならないのも、こういうところから来ているんでしょう。



明らかな犯罪や、被告本人が罪を認めている事件なら、しかたないですが、こういう事件はマスコミも含め、事件化され、嘘が事実になり、何もしていない人間が罰を受ける・・・そんな世の中って、非常に情けないなあ・・・と感じます。





元同僚の方や、被告の友人にお世話になった保護者の方等、たくさん応援にきていただきました。皆、同じ気持ちです。



被告である友人は、非常に子供(利用者)思いで、常に将来を考え、接してきました。保護者の方が、それを一番分かっておられると思います。

今回の事件(となった事象)も、その一部でしょう。



友人は言っていましたが、「一番心配なのは、この当事者の子供が、今後どういった人生を送るのか?」ということだ・・・と。自分の「嘘」が、多くの人を傷つけ、人生を怖し、周りを書き込んで大事件になりました。反省もなく、こういって生きていけばいいのか・・・と考えてしまうことが、一番の心配事だと・・・。

おそらく、原告になった保護者が、今後一番、この子供に苦しめられるのでは・・・と考えてしまいます。



まあ、それも自業自得なんでしょうが・・・。



また、時間が経てば、詳しいことを書けるとは思います。




ただただ、情けない結果になりました。


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