長野駅前で通り魔か、3人死傷(1月23日信毎トップ記事)。
びっくりした。目の前には交番もあるというのに。犯人は犯行を隠そうともしていない。殺害されたおそらくバスを待っていた49歳の男性は瞬間までこんなことになるとは夢にも思わなかっただろう。こうした事件は外国、日本より格差の激しい外国でしょっちゅう起きてはいるが。長野は県都でありしかも駅前。午後8時頃人通りもある時間、世界中が壊れ、日本も壊れ、地方都市も壊れ始めている。「独占資本主義の末路」と私は感じた。
中居正広性加害問題。
中居は引退を発表した。10代の半ばから商品として大人に使いまわされてきた。引退はいいタイミングだ。これからは自分の人生を生きろと言いたい。
10代から商品として大人に使われてきたタレント、俳優ではそこから必死に正道を歩もうとして頑張った人としてまず浮かぶのが吉永小百合だ。彼女は稀有の存在なのだ。美空ひばりも長くは生きられなかった。小百合は80歳になった。それでも品位を保っている。
資本主義が見落としたもの「家事・ケア労働」(信毎1月19日)畑谷文代
近代経済学の祖と言われているアダム・スミスの食事を作ったのは母親だった。生活のすべてを母親の労働に頼りながら息子は母の労働に価値があり、対価が支払われるべきものという風には思い至らなかった。マルクスもそうだ。カトリーン・マルサルだけがそのことに気づいた。家事もケアもそれがなければ一日も回っていかない。それを無視していたとは学者という者は恐ろしく鈍感な連中ということだ。それを担ってきた女性という者を人間とみなしてこなかったということだ。
「家事とは私たちが生きていくうえで最も大切な労働」とは「主婦である私がマルクスの資本論読んだら」という書を著した韓国の作家チョン・ウオンさんの言葉だ。
羽鳥モーニングショー。中国人口政策の失敗。
人口政策の失敗が今後の中国に重くのしかかるという分析。
増えすぎる人口が中国の発展の妨げになると考えた政府の幹部達は「一人っ子政策」を推し進めた。結果男の子ばかりが生まれて、結婚難に陥ったため、かえって社会不安が広がった。男は一人にしておくとろくなことにならない。女性は一人で生活を整えることを知っているが、男はそういう風に育てられていない。学問を身に着け良い就職口をと親は考えて、無理をしてでも大学に進学させようとするがそれがあだになる。
やはり生まれた以上は好きなこと、得意なことを追及するのがよいのだろう。大国中国が人々をコントロールしようとする気持ちはわかるが、それはうまくいかないのが当然。毛沢東の再来を夢見る習近平の失敗である。毛沢東には周恩来、鄧小平がいたが、習近平にはそれに相当する人物がいない。李克強がそうだったが、権力集中を志向した習近平は李克強を遠ざけ、李氏は死去してしまった。代わりに登場した李強氏にそれだけの力はあるのか。
日本でも中曽根氏や渡辺恒雄氏は権力をふるって長生きはしたが、人生は有限だ。伝統芸能などは引き継いでいくものだが、芸術は一代、政治は個人的に引き継いでいくものではない。
アメリカではトランプ氏が2期目に就任した。この無知無教養な人物がアメリカの大統領である。アメリカの落日を如実に表している。元々アメリカは「張り子のトラ」のような国だ。大陸で生きていけない人間が腕力でのし上がった国だ。その典型がトランプ氏だ。彼も元々アイルランドからの移民なのに後からアメリカへ移ってきた人間を差別する。どこの国でも似たようなことは起きている。彼の年齢からくる衰えを静かに見守るしかない。議会というものがあるのでトランプ氏もめちゃくちゃはできない。
都道府県対抗駅伝、長野4連覇(信毎トップ記事)
長野県はまさに「駅伝王国」。総監督の高見沢勝監督は佐久長聖高の教員。青学の原監督とは別系統。互いにライバルというか競っています。
ガザ停戦が発効。しかしどれだけ実効性があるかはわからない。かつてナチスによって絶滅の危機に瀕したユダヤ人が同じことをパレスチナにしようとする。研究者によればパレスチナ人とユダヤ人に人種的な違いはない。第一次大戦後のシオニスト運動が全ての禍の元。
信越放送の「ずくだせテレビ」は川中島を探訪。よく歩いているところが画面に登場。
「たなぼた庵」というおそばやさん。店主は何度か変わっているらしいが、今の店主は東京でイラストレーターとして活動していた。店内も店主の作品で飾られている。この店主より前の時代に行ったことがあるが、私には量が多い。働く男の人たちがよく行く店のよう。それは量が多いからなのね。
三菱銀行支店長代理の女性行員が貸金庫を悪用して客の金を窃盗。かつては男に貢ぐために横領した女性はいたが、彼女は自分が投資で損をしてその穴埋めのために客の金に手をつけたよう。競馬で一山当てようとしたらしいが失敗。「貸金庫」を利用する側も税金逃れや親族に知られないために利用するのですべて秘密主義。でもなぜか税務署は知っている。
大学入試共通一次試験2日目。
私が大学入試に臨んだ頃はこんなものはなかった。有名国公立大学だけが一次試験をやっていた。それだけ大学入試に臨む人が増えたということなのだろう。今の時代、大学へ行こうという人は圧倒的に増えた。親も余裕があれば大学へ行かせようとする。私が若かったころは親は高校へは何とか行かせようとした。その上となるとよほど優秀か親がそういう志向でなければ進学はなかった。ましてや女子は。
激変買い物地図。
地元新聞の特集シリーズ。
大型店が振るわない。松本の地元百貨店は市街地から撤退。郊外店に移った。長野は東急系列百貨店が駅前にあって、高齢者が主要顧客のようだ。私もわざわざはいかないが、何かの用事のついでに寄って少量の買い物をする。長野市は駅前の再開発が浮上しているが、商業ビルのようなものはやめた方がいいと思う。むしろ横に発展させるのがいいのでは。世のトレンドは縦ではなく横の時代だと思う。
今日は公民館の清掃日。自分の家と違って殆ど汚れていない。すぐ済んだ。
「関口宏のこれからどうする」は日本由来の「木の活用」。外材ではなくこれを活用すれば丈夫で長持ちするという。外国、特に東南アジアの森を荒らさなくてすむ。
最近近所の家でも薪ストーブを活用している家が2軒。私は出入りの業者に頼んで屋敷の古木を運んでもらう。木にも寿命があって自然に倒れていく。それを持っていってもらう。代金はいらない。活用してもらえばありがたい。ストーブの煙突から煙が上がっているのを見ると何となくうれしくなる。
「そこまで言って委員会」。
ウクライナでパレスチナで戦争がやまない。自衛隊も備えを、最新の装備をとそのために増税ならやむを得ないと軽薄な連中が叫んでいる。
そういうことを言う連中がそういう場面になったら真っ先に前線に立てばいい。そうしてお手本を見せてこその戦いだ。
太平洋戦争では下級の兵士ほどたくさん死んだ。安倍晋三の祖父である岸信介は戦前は商務官僚として満州侵略の青写真を作った人物だ。戦後A級戦犯として処刑されるところを占領軍が反共の政治家として使えるとみて恩赦を与え、総理の座につけた。しかしその人脈も安倍晋三の死で尽きた。
「新生日本」は敗戦80年でやっと緒につく。
富士山マラソンに密着。
外国人ランナーは初心者なのに完走。やっぱり体力あるんでしょうか。マラソンは自分のペースで走るのがいいのでしょう。私はとても走る体力はありません。歩くのがせいぜい。後水泳。寒い時期なので外出するのが億劫でこのところ行ってませんが。
「家ついていっていい」。
プロボーラーを目指して北海道から東京に転向した女子高校生。ところがいじめに遭って心が折れ、その道をあきらめた。いじめは世界中どこでもあって、日本だけ突出しているわけでもないが、いじめはいじめる側に問題がある。私は学校生活ではみんなとあまりつるむほうではなかったので、いじめる側にもいじめられる方にも距離を置いていた。今はとても楽しく過ごしていて、時々楽しみでボウリングを楽しんでいるという。
トレーラーハウスという物がとても便利らしい。プレハブと違って移動が可能。何より災害時に役に立つ。グレードが高くて中はプレハブよりはるかに快適。これからも災害は起きる。役所はぜひトレーラーハウスに切り替えてほしい。
辺野古、沖縄上告不受理。
アメリカ言いなりの自公政権は早く政権の座を譲ってほしい。アメリカがいかにでたらめな国かはこの間よくわかったはずだ。裁判所は誰に忖度しているのか、沖縄の人たちの訴えをすべて不受理にしてきた。何度も投稿しているが米軍の基地は日本のためにあるのではない。自国のためにあるのだ。基地負担をしてくれる日本政府ほどありがたいものはない。そういうことわかっているのかどうか知らないが、トランプは米軍引き上げを主張している。周囲が説得しているらしいが、それを聞くような人間ではない。「取引」だけしか眼中にない人間だ。
前日、ナチスの19歳の大尉がそれこそ「目先の利益と保身」のために自国の兵士を疲弊させ、銃殺していたというドキュメンタリーを見た。今や自公政府はこの大尉と変わらない愚か者だ。
日脚は延びてきたが、空気は冷たい。この冬はまだ一回も本格的な雪かきはしていない。元々それほど雪は多くない地域だ。
今日は30年前の「阪神大震災」が起きた日。未明、朝5時ごろだった。私の一番上の姉とその家族が関西住まいだった。幸い本人たちは無傷だったが、その後外に出られない親族のために車で走り回った結果、姉と姪は肺がんでこの世を去った。姉は77歳、姪はまだ56歳だった。
神戸市はこれを機に下町の長田区を新しい街にしようとしたが、再生した商業ビルやマンションは下町の住民には家賃が高すぎた。今はどうなっているのだろう。その方面にいかないのでわからないが。
そして2011年は東日本大震災、去年は元日から能登半島地震。地球自体が生きたマグマ。いつどこで地震が起きてもおかしくない。
しかしインバウンド客は止まらない。日本は災害は多いが四季があって他の国にはない風景の変化がある。
横綱照ノ富士引退。テレビで両膝をしっかりテーピングした姿を見るたびに痛々しいと思うと同時に本来のこれは相撲ではないと思っていた。身体は大型化し、その分けがや病気が絶えない。私は栃若活躍の時代の相撲を知っている世代なので、その頃のビデオを見るとその時代の力士は今より一回り小さいというか、締まった筋肉体質だった。恐竜の末路を見るようだ。
信毎トップ記事は「韓国ユン大統領を拘束」。
韓国の政治は激しい。元はと言えば「日本による植民地支配」がある。私はドラマでだが「韓国現代史」を学んだ。
「ハングル講座」の講師が「ドラマは決して誇張ではなくあれが現実」と言っていた。
韓国では大統領になると無傷では終われない。暗殺か自殺か、外国への逃亡か、収監か。無傷で終われる大統領はいない。今のところムンジェイン氏だけが収監を免れているがいつそうなるかはわからない。
保守系のユン氏は野党に厳しく当たってきた。今ブーメランのようにその矢は自身に当たっている。警察や検察や裁判所の正義は時の権力と共にある。日本も例外ではない。権力におもねるのが役人というもの。
訪日客、季節を問わず。
日本の魅力は外国人を魅了している。それは日本の地方に住む私にも理解できる。
温泉宿のきめ細かな接客。これは他の国にはないもの。また日本的なしつらいも魅力だ。和室と厚い和布団、脚付の一人一人のお膳。究極は広い湯船の温泉。ローマ時代には広い浴場があったが、西洋人は裸で入浴はためらう。宗教の関係からか。日本人というかアジア人は気にしない。銭湯は男女別になっているが、広い温泉施設では男女混浴もある。以前にも投稿したが群馬県の四万温泉はそうだった。
長野市は駅前の再開発が話題になっている。確かに一つ道を入るとかつての古いたたずまいが残っている。それもまた街の魅力と思うが。あまり商業ビルで整備してしまうと街の魅力は失われる。どうするのがよいのか考え物だ。
阪神淡路大震災の後、好機とばかりに「神戸株式会社」と揶揄されていた神戸市が、下町風情の残る長田地区を整った街にしようとしたが、整備された商業ビルは下町で商売していた人たちにとっては家賃が高すぎて閑古鳥。商売を続けたい人たちは別の場で再生しているらしい。役人がそこに住む人の意見を聞かない典型。しかしこういう失敗を役所は繰り返す。何度も投稿しているように高学歴の役人たちは市井の人の言うことに耳を傾けないからだ。たまに元明石市長の泉房穂さんのような人はいるが異端あつかいされている。
朝から天気悪し。年末にもらったカレンダー整理。4つあれば十分
東京女子医大前理事長逮捕に三菱UFJ銀行の支店長代理の女性、顧客のお金を横領。かつては男に貢ぐために横領したのに、時代は変わって自身のブランドファッションに装飾品、そして投資に人のお金を使う。悪いことをするのに「男女平等」になった?
岩本前理事長、ブランド品のアクセサリーに服。はっきり言って似合いません。私は国連高等弁務官を務めた緒方貞子さんを思い出す。白髪に口紅。決して豪華ではないがきれいだった。ブランド品で着飾っても岩本前理事長は美しくない。罪に服して逃亡の恐れはないのだから公園のトイレの清掃に草むしり、花の手入れなどして反省の日々を送ればいいと思う。
ついでに言うなら女子医大はいらない。国公立はすでに消える運命にあり、私立も女子で集められる時代ではない。
信毎トップは9年前のスキーバス事故。格安のスキーツアー。学生が犠牲になった。それ以前にもスキーバスツアーが河に転落し、名古屋方面の学生が多く犠牲になった。慣れない雪国の道、直角に近い曲がった道でスリップし川に転落。今はスキーツアーに行く学生はあまりいなくなった?
私も20代の頃はスキーにはまった。教師時代、気の合う先生方と一緒に行った野沢温泉がお気に入りだった。その時は民宿だったが、その後リフトに近い温泉宿に泊まった。「村のホテル」という愛称で食事処が日によって変わり地元の食材を使った食事が一緒に行った同僚にも好評だった。スキーがそれほど好きでない人は外湯に行くという楽しみがあった。今、外国人に人気だという。白馬やニセコからこちらに移ってきたという。従来からの温泉地の魅力がある。
東京女子医科大の岩本絹子前理事長横領で逮捕。
専門家ではあるが、知性と教養に欠ける典型。大学に教養課程が必要なのはこのような人物を生まないための仕組みなのだが、それこそ教養ゼロの下村博文や萩生田光一が文科大臣の時に「大学の教養課程はいらない」、早く専門課程に進むようにして、後れをとってきた「科学立国日本」を取り戻すべきと主張して猛反発をくらった。「お前には言われたくない」の典型。
女性の医師の必要性を痛感したのは、夫に性病を移され、男性医師の診察を受けねばならなかった荻野吟子。一念発起し済生学舎という促成の開業医養成学校で学び、女性医師の第一号になった。医師で作家だった渡辺淳一氏が『花埋み』という作品で描いた。その後本格的な女性医師の養成を担ったのが吉岡弥生。その伝統ある東京女子医科大。今は女子大にする必要はないから女子医大も経営的には苦労しているだろう。それを安易なコストカットで一見復活させたとされるのが岩本絹子。大学内部に批判は多かったという。それをすっかり天狗になった岩本がそういう職員を退職に追い込んだとされる。悪いことをするのは今や男女関係なし。それだけ女性も権力の座につくようになったということ。罪に服して弁済すべきはして余生を送ってください。
買い物新時代。(信毎1月14日号)
市中の大型店が閉店に。松本のヨーカドー、その前に地場の百貨店「井上」が閉店し、郊外に移っている。
長野市は駅前の東急百貨店は閉店はしていないが、苦戦はしているのだろう。
買い物が二極化している。車で乗り付け、何でもそろうショッピングモールで休日を過ごす比較的若い家族に、もう車には乗らない高齢者が近所のお店で少量の買い物をする。その場合少量の総菜や日用品になる。
私の場合基本は生協、なんでも配達してくれる。車にはまだ乗れるので、ほかの用を足すついでに駐車場の広いスーパーに行く。
東京に住む姉によると、閑静な住宅街だが、高齢者は買い物に困っているという。駅前へ行くとお店はあるが、そこへ行くのがおっくうという。息子がいるので買い物は頼むという。暮らしにくい世の中になってきた。
ロスアンゼルスで山火事。空気が乾燥していてなかなか火事はおさまらない。そんな騒ぎをよそにアメリカではトランプが次期大統領に就任する。78歳だから2期8年はもたないと思うけど。無知無教養な人物が大統領になってしまう。選挙制度も問題だし、トランプ支持者のレベルの低さも問題。日本も批判できるレベルではないが、少なくとも読み書きはできる。
日本はどうつきあえばいいのかと、テレビは盛んに騒いでいるがどうにもできない。嵐が過ぎるのを待つしかない。
日テレはごみ処理を特集。そうトランプより日常生活が大事。生ごみは良く絞って水分をなるべく抜いて出すのがよい。焼却炉の効率がよくなる。当たり前のことだけどこれをしない人が結構多い。ちょっとした心遣い。副業として清掃業についているお笑い芸人が言っていた。私はいつでも言っているが生ごみは庭が広いので少し穴を掘って上に枯草をかぶせておく。肉気の物が少しでも混じっているとカラスが寄ってくるのでそれには気を付けている。こんなことも子供の頃からしつけられていればなんなくできることだけど、親が勉強ばかりに気を取られていると、一人暮らしになったとたん「汚部屋」になる。
東京女子医大前理事長、背任で逮捕。
かつてはこういうことをするのは男と決まっていたが、最近は関係ない。ワルはワルなのだ。元々は産婦人科医だった。こういう点では「男女平等」になった。権力の座に女も就くようになったから当然だが。
今日は成人の日。連休にしているのでどの日がそうなのかわからなくなってしまった。どうでもいいけど、晴れ着を扱う業者にとっては稼ぎ時だし、こんな機会でもなければ着物を着る機会もない。
以前、晴れ着のまま男とラブホテルに行ったものの、さあ終わって元のように着れない。着付けに呼ばれることもあるとか。今はそういう人はいないと思うけど。昔読んだ小説で、外出した奥様の帯の位置が微妙にずれているのをその家のお手伝いが発見。という描写を読んだことがある。着物はこのようにややこしい。