木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

今日は成人の日、晴れ着は一人では着れない

2025年01月13日 | Weblog

ロスアンゼルスで山火事。空気が乾燥していてなかなか火事はおさまらない。そんな騒ぎをよそにアメリカではトランプが次期大統領に就任する。78歳だから2期8年はもたないと思うけど。無知無教養な人物が大統領になってしまう。選挙制度も問題だし、トランプ支持者のレベルの低さも問題。日本も批判できるレベルではないが、少なくとも読み書きはできる。
日本はどうつきあえばいいのかと、テレビは盛んに騒いでいるがどうにもできない。嵐が過ぎるのを待つしかない。

日テレはごみ処理を特集。そうトランプより日常生活が大事。生ごみは良く絞って水分をなるべく抜いて出すのがよい。焼却炉の効率がよくなる。当たり前のことだけどこれをしない人が結構多い。ちょっとした心遣い。副業として清掃業についているお笑い芸人が言っていた。私はいつでも言っているが生ごみは庭が広いので少し穴を掘って上に枯草をかぶせておく。肉気の物が少しでも混じっているとカラスが寄ってくるのでそれには気を付けている。こんなことも子供の頃からしつけられていればなんなくできることだけど、親が勉強ばかりに気を取られていると、一人暮らしになったとたん「汚部屋」になる。

東京女子医大前理事長、背任で逮捕。
かつてはこういうことをするのは男と決まっていたが、最近は関係ない。ワルはワルなのだ。元々は産婦人科医だった。こういう点では「男女平等」になった。権力の座に女も就くようになったから当然だが。

今日は成人の日。連休にしているのでどの日がそうなのかわからなくなってしまった。どうでもいいけど、晴れ着を扱う業者にとっては稼ぎ時だし、こんな機会でもなければ着物を着る機会もない。
以前、晴れ着のまま男とラブホテルに行ったものの、さあ終わって元のように着れない。着付けに呼ばれることもあるとか。今はそういう人はいないと思うけど。昔読んだ小説で、外出した奥様の帯の位置が微妙にずれているのをその家のお手伝いが発見。という描写を読んだことがある。着物はこのようにややこしい。

 

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インバウンドでリネン類ひっ迫

2025年01月12日 | Weblog

天気は悪いが、雪が降るところまではいかない。我が家では庭の古木が倒れている。春になったら業者に頼んで片付けてもらおう。近所で薪ストーブを使っているお宅があるので、そこへもっていってもらおう。2軒ほどがストーブの煙突が見える。信毎では煙の害を特集していたが、わが村では住宅は密集していないので文句を言う人はいないはず。
昔(私の子供の頃。昭和20年代から30年は代)は煮炊きや暖房はまきであり炭だった。だからそのころ子供だった人は、キャンプなどへ行った時上手に火を付けられるはず。尊敬される。)。災害時の炊き出しも多分上手なはず。

わが地方紙「信毎」のトップ記事は訪日客急増でリネンひっ迫。
SNSの普及で訪日客は季節を問わなくなった。冬の信州は外国人を魅了する。長野駅へ行くと体の大きい外国人をよく見かけるようになった。外国人はリネン類の多少の汚れやしわは気にしない人が多いが、それでも迎える側は「清潔」にこだわる。人手不足がここでも現場を襲っている。

そしてアメリカはトランプ大統領の就任を前に世界に醜態をさらしている。トランプに代表されるアメリカ一般の知性と教養のなさはきわだっている。
移民の国アメリカは一般の人の読み書き能力の低さは目を覆うばかり。アメリカ礼賛の日本人もようやくそのことに気が付き始めた。等距離の外交が求められる。

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住民を無視する役所や業者

2025年01月10日 | Weblog

キャベツ一玉500円。
私は一人暮らしなので、キャベツは特に必要としない。その時期の野菜を食べる。冷凍ものがある。コンビニと電子レンジがあれば調理は特に必要としない。それで一人暮らしが増えたのかな?特に男の一人暮らしが増えたような。但しごみの始末ができなくて「汚部屋」にしてしまう人が増えている。

県、寒冷地手当縮小か。
地球温暖化のせいか雪が少ないし、気温もそれほど低くはならない。家の建て方も寒冷地仕様になってきて、昔ほど暖房を必要としない。日本人にとって炬燵ほど便利なものはない。足が暖かだとそれほど寒くは感じない。
暖房に薪ストーブを使う人がちらほら出てきた。但し住宅が密集するところでこれをやると近所から文句が出る。専門家によると、よく乾いたまきを使う、煙突掃除をこまめにやることで煙害が防げる。そういえば子供のころ、教室の暖房は石炭ストーブだった。焚きつけに薪を持参したものだ。焚き付けが上手なのは日頃家の手伝いをさせらている農家の子。私はそうじゃなかったので下手だった。二人一組で焚き付け当番が回ってくるのだが、憂鬱だった。高校になると校務員と言って学校の雑務をする人がいて、新聞紙に石油を染ませたものをストーブに入れておいてくれるのでそれにマッチで火をつけ、まきは自分たちで入れていたような記憶がある。今はエアコンかファンヒーターか。

公園再整備の伴う樹木伐採問題、川崎でも浮上(週刊金曜日1月3日号)
そういうバカなことをするのは小池知事の東京都だけかと思ったら大都市はみなそういう傾向にあるようだ。
PFI方式というわけのわからないやり方で、官民提携を強調し、民間事業者に建設・運営をまかせるもので、スポーツ施設やスーパー銭湯などの建設計画が持ち上がっているという。樹木伐採に住民の理解は得られているのだろうかと疑問を呈している。こっそりやってしまおうというのがこれら官民の考えだ。全くどうしようもない勘違い連中だ。首長がそうだから部下もそうなる。選挙は大事だ。選挙期間、選挙に向けての討論会など納得のいく会合を持ってそのうえで選挙に臨むのが筋だが、いろいろ意見が出るのが面倒くさいのだろう。もっともという疑問や提言が出るケースが多く、それこそそれを生かすのが役所や業者の仕事のはずだが。

 

 

 

 

 

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知り合いが一人ずつこの世を去っていく

2025年01月08日 | Weblog

今日も天気悪し。青森あたりでは大雪。私の住む地域は雨。
いつもなら菩提寺の住職が「「お年賀」と称して家へ上がり仏壇前で念仏を唱えてくれるのだが、今年は先年に先々代の住職が95歳か何かで亡くなっているのでそれはなし。改めて葬儀をするはずで、その時香典を持っていけば年賀のお布施は相殺されるどころかおつりがくるはず。
檀家600軒と言われる大寺だから年賀のあいさつ回りは一大行事。間に檀家の葬儀があるのでお寺の収入だけで食べていける数少ないお寺。

日鉄、米鉄鋼大手USスチールに買収をかけるが、バイデン政権が阻止。こうして独占化が進むのはマルクスの言う通りの「資本の独占化」だと思うが、そしてそれは極まって社会を壊す。資本主義はそうして一見進化するようにみえるが、世の中にとってはいいことではない。共産主義がいいともおもわないが、サンダース氏が言うような「民主主義的社会主義」がいいのではないかと私は思う。

私の年齢になると学校の同学年、同級生がこの世を去っていく。中学の時の男子の同級生が一人。別のクラスだが女子も一人。同じ高校へ進学した。彼女はしっかりしていて、同クラスの男子に目を付けていてその人と結婚した。お互いフィーリングはあったのだろう。
きょうだいも一番上の姉と姉の娘つまり姪が旅立っている。二人とも関西在住で、阪神大震災の時に車の運転ができない親戚のために走り回ってその時にアスベストを吸ったのだろう。肺がんでこの世を去った。姉は77歳だったが、姪は56歳。しかし姪は娘の子供、つまり孫の顔は見ているのでよしとするしかない。

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自民党議員は一人もいなくていい

2025年01月07日 | Weblog

起床7時。いつもなら6時には目を覚ますのに。目覚まし時計は止まっていた
いつもの年なら菩提寺の住職が「年賀のお参り」と称して、仏壇の前でお経を読んでくれるのですが、先々代の住職が昨年亡くなったのでそれは控えて年賀の品物だけおいて行った。いつもはカレーのルーを持ってくるのだが、私は一人暮らしなのでカレーは作らない。どうしても食べたければレトルトのカレーを買ってきて温めて食べる。特にカレーは好きではない。
それよりお米を切らしていた。いつもならコンビニに売っているのだが、無かったので農協系のスーパーに行った。そういえば今年はお米が不足気味とニュースが伝えていた。農水省の見込み違いが原因らしい。農産物は天候に左右されるものだ。役人は机上で物を考える種族だ。それでいて威張っている。現場の人の言うことを聞かない。困った連中だ。

東京の新宿にある大手予備校が破綻した。いきなり張り紙がしてあって鍵もしまっていたという。受験の迫ったこの時期に無責任な対応。授業料は前払いで取材に応じた受験生は250万円を前払いしたと言っていた。上の学校に行くために莫大なお金がかかるというのが日本の実情だ。こんな仕組みが続く日本が沈んでいくのは当たり前。自公は少数与党になったが、早く与党の位置を明け渡すべき。

信毎のトップ記事は満蒙開拓からの問いというシリーズで、今日は義勇軍の選考経過。
木曽郡に資料が残っていて、教員らの説得のほかに当時の役所が家庭の事情など詳しく調べて説得の材料に使ったことが明らかになったという。
積極的に未知の場所に行ったわけではなかった。それはそうだろう。結果、大変な目に遭って、命を落とした人もたくさんいたのだから、この政策を勧めた政府が責任を取るのは当たり前だろう。それもなく戦後政治の主導権を握った自民党は今度こそ政権の座を去るべきだ。何度も言うが一人もいなくていい。そういう人材は今の自民党に一人もいない。

 

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歌と丈夫な体、小林旭

2025年01月06日 | Weblog

雪にはまだなっていないが一日中天気が悪い。外には出ず。
「移民の国アメリカ」
移民排斥を叫ぶトランプも元はと言えばアイルランドからの移民の子孫。それが後からやって来る移民を差別するなんて無知もいいところ。こんな男が一度は大統領になり、今度また大統領の座につくなんて、アメリカは完全にイカレタ国。私は以前からそう思っていた。
テレビ番組をみていると、コメンテーターと言われる連中はトランプが大統領になったらどうする、どうなると騒いでいる。連中もイカレテル。
たとえて言うなら腕力は強いが頭空っぽのガキ大将がアメリカ。小学生レベルですね。中学生になると頭の利くワルがこれらを使ってカツアゲをするようなもの。日本はどうすればいいか。静かに嵐が過ぎるのを待つしかない。トランプも高齢です。いつまで職務がつとめられるかわかりません。騒いでも仕方ない。日本でもナベツネも中曽根も長生きはしたが、この世から消えました。生物とははかないもの。

「家族のかたち」がかわりつつある。同性婚に独身のまま生涯を終える場合もある。その場合、わが子でなくても他人の子、外国人の子を育て一人前にして働いてもらえばいい。こんなに戸籍にこだわる国は日本以外にはない。だからそんなことを叫ぶ連中、右寄りの保守派と言われる人たちには政治の場から退場してもらうのがいい。現にそうなりつつある。

徹子の部屋」は小林旭。石原裕次郎・赤木圭一郎と日活の看板スターの中で、一番丈夫で運動神経のいい旭が生き残った。
浅丘ルリ子に美空ひばりと女性が周りをいろどったが、最後の青山京子と家庭を作り子供にも恵まれた。「いい人生だった」という。旭の映画はあまり見なかったがテレビの映画劇場でほぼ見たと思う。他のスターもそうだが、最後は思う女性と別れさすらいの旅に出る。いったいなんで生活したのか、ヤクザか用心棒か。映画だから深く追求しないが、今でも用心棒は必要。テレビの時代になってからは警察官やガードマンという形でお茶の間の人気シリーズになったが、旭には何となく組織人間は似合わない。「まつろわぬ男」のイメージがある。そんなことしなくたって歌が歌える。

 

 

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長州支配の終わりが戦後支配の終わり

2025年01月04日 | Weblog

恒例の箱根駅伝見る。往路も復路も青学が制す。
箱根は何といっても「駅伝の花」ですから選手が集まる。中でもトップテンはテレビカメラが一人一人アップしますから、男たちはこれに出たい。
最近私は高齢になってきて、男たちの気持ちがよくわかるようになってきた?自分がもう当事者ではないのでわかるのですね。
男は女にもてたくてがんばるんですね。勉強はわかりにくいですが、スポーツは何といってもわかりやすい。「見てました」なんて言われると舞い上がってしまって理性を失う。しばらくはしょうがないですね。結婚する年齢を見るとみな平均より若い。何度も失敗する人もいますが、基本スポーツで頭角を現すような人はまじめでがんばりやなんですね。夫としては最高。

地元信濃毎日新聞は「戦後80年」の企画。
1月4日付は731部隊。中国大陸で敗色が見え始めると、戦争の邪道「細菌戦」を始める。
中国人の捕虜を実験台に使う。その仕事を下部の隊員が死ぬ前にということで取材に応じている。ペストやチフス菌を鼠に注入して放なつ。鼠は好き放題走り回って人間に感染する。これで亡くなった中国人は数知れない。敗戦となるといち早く書類は処分、捕虜は殺害、建物は焼却して撤収。米軍はそ後に役立てるつもりでこうした現地で細菌戦に関った医師や技術者の罪を問わず、後にこれを使う。
有名な帝銀事件と呼ばれる銀行員たちに消毒液として毒薬を飲ませ殺害し、現金を奪った事件は731部隊で活動した医師たちの仕業ではないかと疑われているが、占領軍も日本の警察や政府も深く追求していない。
しかしこれらの犯罪をうやむやにしていてはならない。当事者は亡くなっても資料が残っている場合がある。これを掘り起こし罪を明らかにしなければ日本の戦後は終わらない。
戦中・戦後アメリカ占領軍のもと、これに協力した岸信介および自民党、正力松太郎や渡辺恒雄と言ったメディア関係者の罪を明らかにしなければならない。
明治維新以来の長州支配を終わりにして新しい日本を作ることが私たちに課せられた課題だ。

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事業は複眼で見る必要がある

2025年01月01日 | Weblog

穏やかな天気のいい元日。

カレンダーをとりかえ、実業団駅伝を見る。駅伝選手を出せるのは大企業が殆ど。今年の優勝は旭化成。宗兄弟が活躍したチーム。どちらかが監督として指揮を取り優勝。


「男は仕事、女は家庭」と言った従来の性別役割がいまだに根強いと新聞は伝えた。力仕事以外は男女の差を感じない私だが。一人暮らしなので大概のことは自分でやる。手に負えないときは出入りの業者さんに頼む。すぐやってくれる。私は文句言いじゃないし、代金はすぐ払うので業者さんにとっては厄介な客ではないはずだが・・・。
私の住む地域は県都長野市のすぐ隣なので、市中に勤める人も多くて、山村のような因習は少ない方だと思う。
とはいえ、まだ政治の世界や何かの長となるとしり込みする人はまだまだ多い。自信がないからではなく出しゃばりだと思われたくないということからだと思う。

都市開発や公園整備を口実に都市部の緑地が減らされる傾向にある。市民が気づいた時には計画が進行しているといった事態。東京の神宮外苑、川崎市でも等々力緑地というところに整備では官民連携を強調し、民間業者に建設、運営を任せる公共事業「PFI」方式を利用したスポーツ施設やスーパー銭湯などの建設計画が持ち上がっている。樹木の伐採や移植に伴う再編整備に住民の合意や理解は得られているのだろうか。
現場はJR武蔵小杉駅から約一キロ離れた都市公園で、1962年から造成が始まり2000本以上の樹木や釣り池や遊具のある広場や藤棚が整備され市民の憩いの場になっていて、jリーグ「川崎フロンターレ」の本拠地として利用されている陸上競技場や野球場などの運動施設もある。市民が問題にしているのはPFIという民間活力を導入して公園事業で利益を上げれば公園維持ができて市の財政負担の軽減にもつながるという思惑があるようだという。住民側が危惧したのはこの民間施設の概要がはっきりしないことで、樹木の伐採計画がどれだけになるか、800本以上になるのではと危惧されている。私が思うにこうした開発業者は建物や施設の方にばかり目が行き、そこまで育った樹木のことを考えていないように見えることだ。俯瞰して物を考えられる人々や自分達以外の人たちの意見を聞く態度が絶対必要だ。これからの行政、企業はそうならなければならない。

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市民主体の政治連合を

2024年12月31日 | Weblog

2024年最後の日。しめ飾りと玄関に花を飾った。
来年は巳年。我が家の庭にはその時期になると蛇が出る。一瞬ぎょっとするが、悪さをしない蛇なのでそのま
まにしておくとやがて消えている。
その他の動物ではもぐらがいる。ハクビシンは隙間をふさいでもらったので天井裏で暴れることはない。鼠はここ数年見ていない。野良猫は我が家の庭で今の時期は暖かい日の当たるところで休んでいて、夏は木陰でのんびりしている。10年ぐらいの寿命だと思うので入れ替わっていると思うが、元は飼い猫か。子どもがやたらに生まれていないようなので不妊手術が済んでいるのか。

今年はくも膜下出血の手術から6年目で今のところ身体の不調はない。定期健診と薬は飲んでいるのでしばらくはいけるか。ただ物忘れがすすんだ。メモは欠かせない。

カーター元米大統領死去。100歳。ピーナッツ農場主で、政争を勝ち抜いて大統領になったわけではない。
一方、韓国では現職大統領に逮捕状。韓国では現職大統領が海外に逃亡したり、側近に暗殺されたり、激動がいまだ続いている。大統領になるのも命がけ。北朝鮮と対峙していて、徴兵制がある国で皆銃の扱いは心得ている。

いよいよ自民党という党が終焉をむかえつつある。大企業と統一教会に支えられた政党だったが、それは許されない時代になった。
NHKは「戦後政治の歩み」を特集した。平和憲法のもと戦前の軍国主義と決別し、平和外交と経済の復興に力を入れた吉田茂。むろん米占領軍の支配下のもとでだが。
戦前の高級官僚として満州国建設の青写真を描いた岸信介は、戦犯に問われたが、「アメリカの犬」になることで復権する。戦後力を増した中国、ソ連、東欧諸国に対抗するために日本はアメリカにとって自由になる唯一と言っていいアジアの大国だ。面積の大きさではなく、経済、教育、官僚組織が整っているという意味だが。
しかし岸は国民の反感をもろに買う首相だった。戦前からのエリート官僚であり、国民と共に歩むというより国民を支配するという考えが強い首相だった。これは明治以来の長州支配そのもので、それを変えることは終生なかったといっていい。極まったのは60年の日米安保条約の改定だった。岸は安保改定してさらに強権を発揮して首相を続けるつもりだった。アメリカは岸では国民は反発するばかりと彼に退陣を迫り、大蔵官僚だった池田勇人に交代させ「所得倍増」を国民に約束させ、事実そのように進んだ。池田が病に倒れると、国民そのものと言っていい田中角栄が首相の座につき「列島改造」で、国民の心をつかんだ。もちろん負の側面も多いにあった。いわゆる「公害問題」や「談合」、利益をあげることを至上とする企業体質、これは今も続いている。
さて新しい年に私たち国民はどう向き合うのがよいのか。
連合という反共体質の組合連合に支配されている立憲や国民民主と言った政党には期待できない。国民自身の市民連合が主体にならなければならないと私は考える。

 

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冬は男が頼もしく感じる季節

2024年12月30日 | Weblog

今日は天気が良かったので外出。
都会に住む姉に長野の名産林檎やらはちみつやらを詰めて送りました。まだ車の運転ができるので自分で持っていけますが、車を運転できなくなればこれはできません。地方では後期高齢者になろうがどうしようが車の運転は欠かせません。私はなるべく広い道を選ぶ、ややこしい道は避けます。みな自分の家の敷地ぎりぎりに塀を作ったりしていますが、我が家は植え込みを下げてあります。ただそこだけ引っ込めても他がぎりぎりですから意味ありませんが、雪が降ったら積んでおけます。但し長野市の南部はたいして雪は降りません。住みやすいところです。

72時間ドキュメント(NHK)。北海道札幌の灯油配達。

趣味で薪ストーブで暖を取る人はいますが、普通は石油です。北海道はエアコンはあってもそれでは足りず石油での配管は欠かせないようです。今は一人暮らしの高齢者が増えていて、配達業者は雪をかき分けてタンクにいれます。こういう現業仕事をする人がいなければ日々の生活は回っていきません。長野あたりではそこまで寒くないし、南部は雪が深くないので、エアコンで十分。但しお湯を沸かしたりするのに石油ストーブが欠かせませんから石油は配達してもらっています。お風呂や洗面所はプロパンガスなので業者が定期的に代えにきます。我が家はお風呂と台所が離れているので一輪車で運んでいます。からのボンベはかついでいます。こういう時は男の人を頼もしく感じます。

 

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