木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

2015年発行の冊子木もれ日は「小説『小さいおうち』に描かれた庶民の戦時」です。

2016年04月02日 | Weblog

冊子「木もれ日」について。
私は1997年よりささやかな個人冊子「木もれ日」を年一回発行している。
自分でパソコンに打ち込み、それをコピー製本してもらうという少部数冊子である。
その内容についてはホームページで紹介してきたが、パソコンをwindows8に変えたことによって、ホームページ作成ソフト「ホームページビルダー7」が使えなくなり、2013年以降の冊子の内容紹介ができず、放置してきましたが、このブログ上で以後の内容について紹介しておこうと思います。

2013年(第17号)・明治維新と会津
            第一部『大陸の伝説』-野口英世とペルーの物語-

            第二部『ある明治人の記録』-会津人柴五郎の遺書
2004年第8号で、野口英世について書いてみた。その時、ホームページを見た会津在住のI氏から「木もれ日」送付の依頼があり、折り返し氏のシナリオ本『大陸の伝説』が送られてきた。そこには私の知らなかった野口英世のもう一つの面が描かれており、野口が日本より南米であるとか、終焉の地となったアフリカで慕われ尊敬されてきた理由を見ることができる。
第二部はこの年のNHK大河ドラマが会津戦争を銃を持って戦った新島八重を主人公にした「八重の桜」であったことから、この時の会津藩の立場を薩長史観ではない視点から見ることの重要さを考えた。

2014年(第18号)・『韓国ドラマ・映画から見える朝鮮半島』
私は2002年あたりから始まった韓流ブームに見事にはまった一人である。
この10年ほど韓国ドラマ・映画をウォッチし続けて来た。その中からの考察である。

2015年(第19号)・小説『小さいおうち』に描かれた庶民の戦時
2015年は「安保法制」なる戦争法によって、日本が積極的に対外紛争に打って出る布石が打たれてしまった。そんな政権の横暴に対して私達国民は何と無力なことか。
それは70年前の戦争の時代を生きた人々と何ら変わらない。作家中島京子はそのことを「小さいおうち」と称せられる東京郊外の中流サラリーマンの家庭を舞台に描いてみせた。

残部少々あります。ご所望の場合はブックマークの旧木もれ日通信をご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする