木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

平和憲法を大切に思う市民が大半の長野市

2025年03月11日 | Weblog

「9条の碑建立」を記念して講演した伊藤千尋氏の「非戦の誓い」を買ったのでパラ読み。1949年生まれで三重県出身。東大をを出て朝日新聞社に入社。特派員として主に中南米に勤務。そこで現地の人たちが日本に尊敬を抱いているのを知る。その理由が「戦争をしない平和憲法を持つ国だから」。商社マンとして現地で勤務した人達もそれは肌で知っているはずだ。知らないのは国内にいるバカな自民党議員と外国に赴任することのない企業のトップ達だ。
伊藤さんと共に私が思い起こすのはさだまさしさんが歌った「風に立つライオン」の主人公の柴田紘一郎さんだ。柴田さんも9条を持つ国から来た医師として現地の人たちの信頼を受け、そのように行動したからだと思う。
伊藤さんに先立って話をした元参議院議員で防衛大臣を務めた地元の北沢俊美さんは自分が民主党政権で防衛大臣を務めた時、自衛隊の制服組トップに就いた田母神俊雄氏について、その時トップに立つべき人が不祥事や健康上の理由でトップに立てなかったので彼のところにお鉢が回ってきたので、トップに立つべき人物ではなかったと裏話を語ってくれた。私もこんな時代錯誤の人物が自衛隊とはいえトップに立つのかと驚いたものだ。
北澤さんについていうとお父さんが社会党の県議だった。そのあとを継ぐ形で県議になり、参議院議員に担がれ防衛大臣に任命された。特にこれという持論は持っていなかったかもしれないが、お父さんの政治姿勢を知らず知らずのうちに受け継いだのではないかと思う。議員として活動するうちに成長した人だと思う。知名度があるので公民館は聴衆でいっぱいだった。長野市は9条の精神を大切に思う市民が大半だと私は思う。

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