木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

公共インフラは市民が守る

2022年02月16日 | Weblog

利用減の鉄路の今後
長野県ではJR西日本管轄の大糸線大町市駅以北の路線が廃線の危機にさらされている。

大体公共インフラ、公共交通、水道、電気といった生活に不可欠なものを民営化するのは間違っている。
こういうものこそ公共財産として国や自治体が守らなければならない。そのための税金であり、役所だ。
それを「官から民へ」の掛け声で民営化に踏み切ったのは小泉政権からだ。それを新自由主義の経済人や評論家、マスごみが後押しした。
ヨーロッパでは一時新自由主義がはびこったが、こうした公共インフラを民間任せにした結果、水道料金はあがり、それに市民が反対すると「それでは撤退する」ということになった。そこで市民が自分たちでどうすればよいか話し合い結果協同組合方式で運営するというところにたどりついた。これしかないのだ。
資金は税金から補助し、運営は民間といっても利益主義の企業ではなく、自分たちの生活を守るための共同運営、問題があれば話し合いをする。めんどうかもしれないが、お任せはだめ。
これからの時代はこうして生きていくしかない。それもいやいやではなく、それが生きる意味になり活力になる。

 

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