木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

冤罪の存在は死刑廃止の最大の理由

2023年02月08日 | Weblog

またまたこの画面に入るのに苦労しています。
今日は日差しもあり比較的暖かい一日でした。
友人から2冊の本を送られました。平野啓一郎氏の『死刑について』と小説『ある男』です。
『死刑について』は読み終わり、『ある男』に取り掛かっています。
愛知県で生まれ、父が物心つく前になくなったので、母の実家のある北九州で成長します。
京大法学部の学生の時に『日蝕』という中世ヨーロッパの魔女狩りが登場する作品で芥川賞受賞。
その後の作品は読んでいませんでしたが、今回贈られたので読みました。なかなか思想のある書き手だと思います。
私の関心は冤罪の存在です。平野さんのエッセーにもある「飯塚事件」は私の心の隅に常にあります。限りなく無罪に近いのに犯人とされた久間さんは逮捕から一年もたたないうちに死刑判決を受け執行されてしまいました。あってはならないことでこの一件だけでも「死刑」はあってはならないことと思います。以前にもこのブログで書きましたが、警察は犯人を知っていて、多分警察内部の幹部か地域の有力者筋ではないかと私は推測しています。
警察の捜査はいまだに極めてずさんで権力的です。警察組織の大改革が必要ですが自公政権での実現はまず無理です。冤罪をなくすためにも自公政権を追放し政権交代が必要です。
コメント
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