日脚は延びてきたが、空気は冷たい。この冬はまだ一回も本格的な雪かきはしていない。元々それほど雪は多くない地域だ。
今日は30年前の「阪神大震災」が起きた日。未明、朝5時ごろだった。私の一番上の姉とその家族が関西住まいだった。幸い本人たちは無傷だったが、その後外に出られない親族のために車で走り回った結果、姉と姪は肺がんでこの世を去った。姉は77歳、姪はまだ56歳だった。
神戸市はこれを機に下町の長田区を新しい街にしようとしたが、再生した商業ビルやマンションは下町の住民には家賃が高すぎた。今はどうなっているのだろう。その方面にいかないのでわからないが。
そして2011年は東日本大震災、去年は元日から能登半島地震。地球自体が生きたマグマ。いつどこで地震が起きてもおかしくない。
しかしインバウンド客は止まらない。日本は災害は多いが四季があって他の国にはない風景の変化がある。
横綱照ノ富士引退。テレビで両膝をしっかりテーピングした姿を見るたびに痛々しいと思うと同時に本来のこれは相撲ではないと思っていた。身体は大型化し、その分けがや病気が絶えない。私は栃若活躍の時代の相撲を知っている世代なので、その頃のビデオを見るとその時代の力士は今より一回り小さいというか、締まった筋肉体質だった。恐竜の末路を見るようだ。