木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

マスコミの崩壊

2025年02月08日 | Weblog

朝起きたら今日も雪だった。カルチャー講座の日なのに雪かきしていたら忘れてしまった。最近こういうことが増えた。同時に二つのことができない。
レギュラーガソリンの値段が長野県は日本一高い。石油組合側は内陸だからとかなんとか言っているがそれは嘘だ。これだけ高速道路が発達していて、多少雪の影響とかあるかもしれないが、言うほどの差はないはず。人間はつるむとすぐこういうことをする。
こうした不正を告発するのが新聞やテレビやネットのはずだが、報道関係者も大手はこれまたつるんでいて、不都合なことは報道しない。しかし遂に一番力を持っていたはずのフジサンケイグループが、スマップの中居正広の女性トラブルを隠しで、当の女性に圧力をかけたと女性から告発があり、「権威失墜」。これを機に公正な報道にシフトすればいいのだが。自公も少数与党に転落したし、安倍もこの世にいないし、ナベツネも同じ。日枝も辞任を余儀なくされた。報道が少しでもましな方向にシフトすればいいのだが。

ドストエフスキーの『死の家の記録』を読みはじめた。昔読んだことがあるのだが、訳者が違うと出だしから違う。新しく読むのとかわりない。ドストエフスキーは兄がロシア革命に関り処刑されたりしていて、彼自身も刑務所に入ることになる。その体験が「死の家の記録」だ。ロシア人は日本人とは何もかも違う。体格も体質も心の持ちようも。刑務所のようなところでもその粗暴さは日本人の比ではない。勝てるわけがない。
日本人は文学、音楽、バレエなどでロシアへの憧れがあるが、それは一部の貴族のものだった。
トルストイとドストエフスキー。日本人が誰でもが名前だけは知っているという2大作家。今読んでいるのは訳者は米川正夫。
トルストイでは何といっても「戦争と平和」、「アンナ・カレーニナ」。貴族の端くれであるトルストイの作品は滅びゆく貴族という階級の哀愁が漂う。そこから新しい世界に飛び立っていくのは女性である。「戦争と平和」では映画の印象が強い。アメリカ映画でオードリーヘップバーンがヒロインを演じた。「アンナ・カレーニナ」はソ連制作の物を見た気がするが、ヒロイン役を思い出せない。
そしてなんといっても音楽。チャイコフスキーなどのクラシック音楽よりロシア民謡に親しんだ。中学生の頃は「カチューシャ」や「山のロザリア」、「ともしび」等。ダークダックスが男性コーラスで私たちに届けてくれた。女性コーラスもスリーグレイセスというグループがあった。踊りもバレエまでは無理だったが、高齢者になってフォークダンスでロシア民謡に合わせて踊った。70歳以上の高齢者にとってはフォークダンスの定番が「山のロザリア」。次々に相手が変わっていくところがフォークダンスのいいところ。
何度も言いますが日本人はソ連は嫌いでもロシア民謡に文学、バレエは好き。


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする