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リパッティのようにまだまだこれからっていう年齢で亡くなるのはかわいそうだけど、
コルトーの晩年もかわいそう。

第2次大戦ナチ(てかヴィシー政権ていうか)に協力したっていうことで、戦後はかなり不遇だったわけですね。
しかも年齢的な衰えもあって相当厳しいものがあったわけです。
戦前は、最高のショパン弾きと賞賛されていたのに。(いや、ぼくはリアルタイムでは知らないけどさ)

リパッティの場合、本当に愛されながら亡くなったんだけど、コルトーは愛されなかったんだにぇ。
それでも80歳過ぎまで演奏活動をしたわけです。
この人も最後までピアニストとして生きた人ということがいえます。

もちろん、今は愛されてます。彼の名演は今だCDとして売られているわけです。

一方、今も生きてますが、突然転向してしまったのがアシュケナージ。
80年代前半には、やっぱこれからはアシュケナージの時代かってぐらい凄かったのだ。
次から次に録音を出して、(ショパンとベートーベンに至ってはピアノが入った曲をすべて録音している)
それらのほとんどが名演と評判をとっていたのに、いきなり指揮者に転向した。
今はN響の常任指揮者やってますが、ファンとしてはピアノ弾いてくれよ~~、って感じでつね。
まあ、すでにかなりの年齢なのでピアノは(技術的に)どうだかわかんないけど。(たまにほとんど演奏されないような曲は弾いているみたいだ)

ま、人生いろいろだよなあ。(つまんない締めですまそ)

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