Do you really dream of jumping sheep?
(ども 火星人です。レイシストお断り)
Martian Official Weblog



ストラディバリは空手部に所属していて、挨拶はいつも「ウスッ」ってやるんですが、それはともかく、アントニオ・ストラディバリの命日だそうです。
実は、ベートーベンの誕生日(らしき日)を過ぎてしまったので違う企画にしたという。。

ストラディバリウスの所有者リストです。未完成なので手伝ってくださいって言ってますね。
日本新聞協会
リストは、バイオリン、ビオラ、チェロ、ギターとあって、それぞれ製作年代順になっています。
(リストならピアノだろ、というオヤジギャグは受け付けておりません)

1735年製のLamoureux; ex-Zimbalist を見ると、盗まれたとありますね。
エフレム・ジンバリストはアメリカの有名なバイオリニストでした。
おそらくですね、彼の息子(エフレム・ジンバリスト・ジュニア)は、この盗難事件がきっかけで、探偵やFBI捜査官をやったりしたんでしょうね。
(一応、笑うところです)
いや、子供の時に、エフレム・ジンバリスト・ジュニア主演の、冒頭で「ザ・エフ・ビー・アイ」とか言ってるテレビドラマを見てたら、ときどき、親が「この人のお父さんは有名なバイオリニストなんだよ」と言っていたことだけ覚えてまして。3回ぐらい聞いたので覚えてるんだよね。
あとは、たぶん「『ザ』じゃなくて『ジ』だろ」なんてことも言っていたと思います。
番組の内容は一切覚えてません。
だいたい何歳ごろのことだったかも覚えてないぐらいですからね。

他に事故で失われたストラディバリウスもあります。
1720年製の "ex-Thibaud" は1953年9月1日、エア・フランス178便の事故で破壊されたとありますが、この日は所有者の Jacques Thibaud の命日でもあります。

かなり古い演奏なのでおそらく違うバイオリンだと思いますが、ティボーさんの演奏を。
Thibaud & Cortot - Franck Sonate Pt.4
コルトーさんとのフランクのソナタ第4楽章です。
ノイズとともにお楽しみください。
あ、おいらのHPにあるのを思い出したけど、HPが引っ越し中です。
ずっと引っ越し中ですが、最近、引っ越し作業を再開しました。
ブレイクの詩集にめどがついたのです。

話がそれましたが、このティボーさんの弟子に(といっても師匠はティボーさんだけではないんですが)、ジネット・ヌヴーさんという人がいまして、
ジネット・ヌヴー(GINETTE NEVEU) その生涯
詳しくはこちら。
わかっている範囲ではものすごい天才だったようです。
師匠よりも先に30歳で(1949年)やはりエア・フランスの事故で、やはりストラディバリウスとともに亡くなったということです。
おそらくですね、エア・フランスはバイオリニストの敵ではないかと。もしくはストラディバリウスに何かしら積年の恨みがあるのではないかと。(あ、一応念のために言いますが、冗談です)

Neveu - Sibelius Violin Concerto 1st
シベリウスの協奏曲の第1楽章で。
これの録音は良い感じなので。

まあ、だいたい有名バイオリニストの演奏なら大抵はストラディバリウスを使っていると考えていいと思うので、「この演奏がストラディバリウスだ」みたいなのは特にないですが、
3大ストラドというのがあるようで、2つは博物館などに収まっていて、あと1本は諏訪内晶子さんが使っています。
日本にはストラドがたくさんあるんですね。
日本音楽財団というところが、たくさん所有していて、バイオリニストに貸与しているということで。

あ、リスト内の順番が変ですが、1720年製の"Red Mendelssohn"は、レッドバイオリンという映画のインスピレーションを与えたようです。

ブログランキング・にほんブログ村へ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )