国民の背中を撃ち続けていた黒田バズーカですが、18日の昼ごろ、またやったようです。
先日、
日銀ETFの資金切れ?
流れがいつもと違ったので、ETF買いの資金が切れたんじゃないかと言ってましたけど、やっぱり切れていたようで、今回、3000億の追加を発表しました。
それで、日本の市場では後場の1時少し前ですか、そのあたりに日経平均が前日比で500円を超えるプラスになりまして。
そんなことばっかりですね。
しかし、黒田会見では他に、「足元で原油がかなり低下してきたことから、短期の期待が下がってきている」って、この期待はインフレ期待のことですね。
根本的な問題として、まずインフレにする、というのがおかしいのですけどね。
これって普通に考えてサルでもわかるように思うのですが、なぜか、わからない人たちがいるんですね。
「経済」という言葉が付くと何か特別な法則でもあるかのように思うのでしょうか。
インフレで景気が良くなるのではなくて、景気が良くなったらお金が回り出すと、余裕が出来たら多少高くても欲しければ買う、そういうことですよね。
まずインフレターゲット、という発想が頭壊れてます。
スーパーなどに行きますと、アベの前と比べたら明らかにものの値段は上がってますよ。
だいたい同じものなら2~3割は上がっているでしょう。
物価指数的なものがそこまで上がっていないのは、より安いものが出回っているからですね。
スーパーだと自社ブランドの安くて、まあ、質的にもいささか残念なものが出ておりますし。
あるいは、安売りの時に集中して買うとかね。
円安のピークが5月だったか6月だったかそのへんでしたね。
だから、物価は上がりませんよね。
格差は拡大して、ほとんどの人の名目の所得が上ろくにがっていないのに、円安で物価上げたって景気が良くなるわけないんですけどね。
まあ、実質賃金は下がりまくりなわけで。
消費支出も貯蓄も下がってますからね。
あ、なんか話が逸脱気味ですが、結局、今日の日経平均は-366.67円と、高値から900円近く下がったところで終了。
アベノミクスなんてほとんど株価しかないんだから、どうするのよ。
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