現政権が当初から掲げているスローガンの一つに「世界で一企業が活動しやすい国」というのがあります。
まあ、テキトーに言っているだけで何をどうすればいいのか、あれにわかるわけないんですが。
経団連とかの言っていることを鵜呑みにして終わりですよね、アホだから(控え目に言っています)
先日公表されたあるデータがなかなか話題になっています。だいたいみんな見てると思いますが。
日本の競争力は世界30位
日本の競争力は世界30位、97年以降で最低 IMD調べ
<中略>
日本は判断基準となる項目別で、「ビジネスの効率性」が46位と低く、ビッグデータの活用や分析、国際経験、起業家精神は最下位と厳しい。
安倍政権は当初から言ってるわけですからね。一応、本人たちはずっと「世界で一企業が活動しやすい国」を目指してきたわけですよ。
それがこの姿。
これについて書いた日刊ゲンダイの記事があるんですが、いや安倍君のことをぼろくそ言っている部分ではなくて
アベノミクスが成長を妨げ
アベノミクスが成長を妨げ 日本の競争力“過去最低”の衝撃
この記事の中で、注目なのは
IMDは1989年から毎年、競争力ランキングを発表。日本は2006年の16位から右肩下がりの傾向にあったが、とうとう最低を記録してしまったのだ。
ここ。
結局、小泉=竹中改革は日本を弱らせただけだったということですね。
年ごとの変化を見るとわかりにくいですけど、結局長期的には完全に失敗だということがわかりますね。
非正規を増やして労働者の賃金を抑制して(企業が利益を上げて)きた結果、国民の大半が貧しくなって来てしまったので新しいことに挑戦しにくい土壌になってしまったと。
今回の資料を出しているIMD発表の記事(データ)をネットから拾ってみると、
高度な外国人材にとって日本は魅力なし
キャリコネニュース 高度な外国人材にとって日本は魅力なし 国際比較で語学力63か国中61位、生活費の高さ60位で総合順位押し下げ
こんなのがありますね。
それから、世銀のですけどこんなのが。
世界で最も起業しやすい国はどこだ!?
世界で最も起業しやすい国はどこだ!?〜世銀最新ランキングを分析してみた
世界銀行グループが毎年発表している報告書「ビジネス環境の現状」の最新版で、日本は昨年より順位を2つ落とし34位となりました。安倍政権が掲げる「2020年までに先進国で3位」との目標から遠ざかる結果となってしまいました。
何度か書きましたが、日本の企業は老舗度ナンバーワン、社会的(国内での)信用度ナンバーワンなんですよ。
一方で、グローバル化や新しいものに対する対応は再開レベル。
現経営陣が胡坐をかいてしまったんですね。
老舗度ナンバーワンですから、そりゃ起業もしにくいでしょう。
しかも、学費がアメリカの次ぐらいに高くて、給付型奨学金が形式だけ。あれだとないほうがいいかも。
半数が大学でたら借金まみれです。
そりゃ起業できませんよ。
それでいて安倍の支持者なんて「貧乏なのに大学行くのががおかしいだろ」みたいなどうしようもないアホばっかり。
そりゃ起業できませんよ。
ようするに安倍君の「世界で一企業が活動しやすい国」というのはポンコツ経営者が好き放題にできるようにしたいというだけで、企業が活動しやすいわけじゃないんだよね。
ジョン・ボーナム
Led zeppelin - Moby dick
Led Zeppelin - When the Levee Breaks
「堤防」はこの曲で覚えたんです。
ドン・マクリーンよりこっちが先。
Led Zeppelin - Nobody's Fault but Mine
で、やっぱりこれ。


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