日本は責任を取らない国なのだ

知ってたけど。
今日のニュースは当然これですが、
東電無罪
東電のあれ。
ま～、今の日本ではこれは無罪になるだろうとは思っていましたし、そう考えていた人は多いと思いますが、しかし改めて腐ってますね。

紙のまとめサイト・産経新聞の記事では、
永渕健一裁判長「予測に限界のある津波という自然現象について、想定できるあらゆる可能性を考慮し、必要な措置を講じることが義務づけられれば、原発の運転はおよそ不可能になる」
つまり日本では原発は無理ということですね。全部廃炉にしましょう。
無理なのはもちろんなのですが、そもそも津波は想定されていたんですけどね。
最大１５．７ｍの津波が想定されていたんですが、それを無視したんですよ。
しかも、第１次安倍政権の時に、共産党の吉井英勝議員、全電源喪失、津波による全電源喪失の可能性についてあほ政権に質問したら、「全電源崩壊はあり得ない」といったのです。
そして全電源崩壊時のバックアップはあったんですが、小泉政権時に不要とみなされ得使われていなかったのです。
勝俣は「日本の原発は世界１安全だから、津波対策は必要ない」と言っていたんです。
これで無罪ですからどうしようもない。

今の日本では、安倍一味は何をやっても無罪だし、原子力ムラは安倍一味と一蓮托生だし資金源でもあるし、なんといっても韓国などと違って司法が独立していないので、まあ無罪になるでしょうね。
「学校で三権分立を習ったから日本は三権分立の国だ」と思っている人がいまだにどのくらいいるかわかりませんが、日本は実質的に違います。
首相動静
今日の首相動静では、朝から安倍君が最高裁の判事と会ったことがわかります。「例の裁判は大丈夫か？」と確認したのでしょうね。
「李下に冠を正さず」どころか、「李畑にトラックで乗り付ける」所業ですよね。

裁判のほうは海外でも伝えられて、
ＢＢＣ　裁判
"And Japanese society's culture of no-one taking responsibility will continue."
「そして日本社会の誰も責任を取らない文化は続く」と。

あ、今日は弁護士の「全文読め」クラスターの皆さんはおとなしいですね。なぜなのでしょうか。
春に、強姦、準強事件の裁判で多くの人が判決に怒った時はあんなに「全文読め」とやっていたのに。

池袋母子死亡事故の上級国民は、いまだに逮捕もされていません。
逃げたんですからね。
「日本に上級国民がいて、何をやっても大丈夫」という認識は正しいと思います。
高市が、
高市　３０万
国契約業者が高市総務相に献金　前回衆院選中、公選法抵触の恐れ
これでも返して終わりになりそうです。
前には１億の使途不明金があったと思いますが。何やってもセーフ。
一般人がコンビニのセルフコーヒーで５０円ちょろまかしただけでも逮捕されてリポーター付きで全国に公共放送で「報道」される大事件になるのに。

日本で毎年災害が起きて政権が何もしなくても責任を取らない。
質問されたら自分で「問題ない」と言って終わり。
すっかりあほの国です。

ザンデルリンク。
なぜかチャイコの５番がない。
Tchaikovsky - Symphony No.4

Shostakovich - Symphony No.5