Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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見積もり中・・・そして一部修理開始です

2025-02-14 21:02:13 | 修理

本日の山陰は雲はありますが所々に青い空も見えますね。
気温は10度までは無かったけど、多分一桁代の後半くらいはあったのではないかと思います。
午後からはかなり天気も回復しまして青い空が見えていましたよ。



今日は友人の軽トラックがまた不調になったらしいので朝一番で見にゆきました。
事前の予想では・・・発電機、クラッチペダルの部分のスイッチ、エンジンキーの部分のスイッチ。
直前に走ったところではチャージランプは点かなかったらしいので発電機は無罪かな〜。
と思っていました。
到着してエンジンキーを差し込んでクラッチペダルを踏んでエンジンをかけようとしますが・・・セルモーターは「カチッ」とも言いません。
通常はセルモーターが回転しなくてもマグネットスイッチに始動開始の電流が流れますとセルモーターのピニオンギアが押し出されて「カチッ」と音がするのです。
この状態ですと電流がマグネットスイッチに流れていませんのでキーの部分のスイッチか又はクラッチペダルの部分に付いているスイッチが接触不良を起こしているとしか考えられませんね。
仕方がないのでエンジンキーをオンにしたままブースターケーブルを使いましてバッテリーから+電源をとりセルモーターの始動用の電源に繋げてやりましたら一発でエンジンが始動しました。
と言うことはやっぱりキースイッチかクラッチのスイッチが接触不良を起こしているのが原因のようですね。
クラッチの部分のスイッチを直結しておこうかと思ったのですがちょうど良い銅線がなかったので部品を手配したほうが良いかな〜と。

修理ご依頼品の組み立てを進めています。
4つのタイヤが付きますと俄然として車らしく見えますね〜。

リアのトランクにメルセデスベンツのマークのエッチングを取り付けました。
600のエンブレムもベンツのマークもブラックだったので実車と違いますから拭き取ってしまいましてベンツのマークはエッチングに変更しました。
600のエンブレムはChromeのデカールです。
実車の写真ではナンバープレートの下側に海外用の横長のナンバープレートのベース板が付いていますのでアルミ板でそれを作って追加しておきました。

海外用のナンバーベースの上にお客様のナンバープレートをつけています。
左側の取り付けネジの部分には封印もつけています。

ホイールキャップはブラックだったのでこれも実車とは違いますのでボディカラーに塗ってデカールでメルセデスベンツのマークを入れています。

そしてこれが今回のご依頼のメインです(笑)
ラジエターのマスコットの取り付けですね。
壊れやすいので最後の作業にしましたよ。

フロントのナンバープレートも取り付けまして・・・顔つきも良くなったでしょうか!?

もう一度・・・ボディとシャーシを外しましてミニカーの固定用の穴を開けました。
このミニカーは1本のビスで取り付けられていたようで穴が1つしかありませんでした、サイズは2.5mmだったのですが少し大きめのビスである3.0mmのビスを使用してベース板に取り付けるようにネジ切りをしておきました。

そして特注のチークのベース板に取り付けました。
もちろんですがスペーサーは自作です、旋盤で削って切り出しました。
この姿で一足お先にご自宅に向かわれました(笑)

でもここでは終わらないのです。
と言うのも・・・このお客様は車の事やミニカーの事はあまりご存知ではない方なのですがお父さんの誕生日に大好きなお父さんの車のミニカーをプレゼントしようと考えられているのです。

私はそう言う話が大好きなので一つ話に乗せて頂こうかと・・・まあ余計なお世話とも言います。
が・・・あくまでも私は黒子としてです(笑)
お話があってからいろいろ探しましたが・・・ぴったりのミニカーはこれしかなかったんですね。
しかもお話を最初に伺ったのは2月3日、修理品のミニカーが到着したのが2月6日・・・それから同じ車種のミニカーを探しました。
オークションでただ1台だけ見つけまして終了日が2月8日・・・

落札したミニカーが届いたのは2月12日でした。
ご依頼者のお父さんの誕生日は2月16日・・・間に合うのか!?

明日からは続けてこちらのミニカーの加工も開始します。