Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

股関節障害に対する機能解剖学的運動療法 福岡にて

2021-10-23 23:15:00 | こころの声
今日と明日は福岡の坂井先生のスタジオBreathing 高宮 にて




こちらはデイケア中心のスタジオ。

股関節障害に対する機能解剖学的運動療法
講師は林典雄先生
3月の岐阜でのプライベートセミナー以来。

股関節は前回学んでいたのだけれど、まあ…学び直しの意味も持って参加したのだけれど…
久しぶりに落ち込むわ…
上後腸骨棘も触れるし、仙骨棘も触れるのに、多裂筋のシェアリングでその位置がブレていた。
なんで!?
はぁ…?
触察の精度がまだまだなんだと痛感。
落ち込むわー

しかし、違いを気づけた分ラッキーだったと、自己啓発的には思うんだけど…
自分の出来の悪さに落ち込むわー
自己啓発って救ってくれるし、導いてもくれるんだけど綺麗事じゃんっとも思えるし。
心の切り替えには、知っていて得することではあるが。

ホテルに到着して、食事に出かける。



焼き鳥をチョイス。
お酒(ハイボール)を頂きながら食事できるなんて、幸せだー。
胃は満足!

さて、今日のまとめと気付き。
最近の股関節の手術は、ルーティン化されていてその角度もコンピュータで計算されているので、岐阜でやろうが福岡でやろうがどこでやっても変わらないレベルまできているとのこと。
物も良いし、40歳でも手術は勧められる。

とのこと。
その昔は材質が悪くて10年後には取り替え云々で、65歳位で…ってなことも言われていたが。
かなり進化している。
創外固定も進化したらいいのに…
これは20年来変化ないらしい。

変形性股関節症で股関節が動かないってことは、その関節に拘る筋肉も伸び縮みがないってことで。
手術を後伸ばしにすると、その筋肉も動かない時間が長い。
だから、手術をしたからと言っても、直ぐに股関節が伸びる(使える)かというとそれは難しいらしい。

まぁ、わからんじゃ無い。
手術適応になっちゃったら、手術は早めの方がその人生は良いように思います。

あとは、私自身クライアント様の動作で「できない理由」を気付ける私であること。

股関節内転が必要であるということ。
これはねー
骨盤が後傾してたら、外側前側に体重が乗るから外側前側がバリカタになっちゃうんです。
ってことは、内転が出ないということ。

また、腰椎4・5番の後弯できる柔軟性不足が股関節痛を招いてしまう。
骨盤後傾になると、腰椎がフラット(腰椎の前弯喪失)してそこに体重が乗ってここもバリカタになっちゃうんだよな…。
前弯も後弯も出来なくなる。

やっぱり骨盤の後傾には得することは全く無いわね…。

ここに胸椎の伸展(アップライトポジション)も用いた方が、骨盤が前傾しやすいって場合もあるし…

本当にその人の「どこ」に問題があるから「そこ」を「先ず」修正すれば良いのか。
クリアに解るようになりたい。
ちなみに「どこ」の問題点はいくつも見えますよ。
そのいくつもあるうちの、どれが一番キーなのか…
あー、知りたい。
解りたい。

さて、明日も勉強します。
明日は外閉鎖筋からのスタートです!







メガネ屋さんとコスモスと

2021-10-17 22:23:00 | こころの声
昨夜、母のメガネレンズが外れたらしく…
9:30に子飼商店街入り口のフジミオプティカルさんへ。




店主のフジミさんはオタクです。
このオタク具合がとても頼もしく、私の眼鏡は全てこちら。もちろん両親も。
もともとスタジオのお客様のH様から教えて頂いたお店です。

まず母のレンズを直して頂いて、父と私のメガネを締め直したりキレイにして頂いて。
スッキリ。
こちらでメガネを作って、初めて「メガネって疲れないんだー」と。
頼りになる技術屋さん。お勧めです。

その後、コスモスがキレイとの情報から久しぶりの阿蘇ミルク牧場



今日の父



今日の母

こちらのコスモスは背が低くて可愛い。
ウチの庭にも欲しいな。

また、吉無田高原へお水を頂きに



ミルク牧場への道途中、布田川断層帯を保存してありました。
初めて見た。





こんなにズレたんだ。
奥の方に池があって、ここには大蛇伝説があるらしい。
断層の跡は、確かに大蛇が通った跡みたいだと。
昔話って知っておかないと怖いな…と。
久しぶりの益城町は道幅が4車線に広がるようで…
家も新しいし。
また、どんどん変わっていくのだろうなぁ…

この秋、はじめて長袖で過ごした両親との良い1日でした。
来週はコロナ以来の福岡。
股関節を勉強してきます!






転倒予防を学ぶ

2021-10-17 15:12:00 | こころの声
昨夜は20時からBMTバイメカセラピー主催のセミナー
「転倒予防のための動的姿勢制御」全5回の第一回目
講師は石井慎一郎 先生




石井先生の講座は歩行だったり寝返り動作だったりと力学的な説明がとってもわかりやすい。

また、父が齢88となり足下がおぼつかなくなってきた…
それは娘として悲しいことではあるが、仕方がないで済ませてしまうのはまた違うと思う。

今夜はテーマ「バランス制御の基礎力学」

身体運動の力学的本質は「床反力」を変化させて行っている訳だから
床を「足裏のどの位置で」
「どの方向へ」
「どの程度の力で」押すと良いのか。
ま、どの程度の力とは自分の体重(その重量)なんだけど。

人は自分が普通だと思っている。
自分の今の姿勢も。
それが、そり返っている姿勢であっても
背中が曲がってしまった姿勢でいても
O脚になってしまっていたとしても
その脳はそれが普通。
普通の状態では、違いを判断することはとても難しい。

今夜の質問でも
「足裏…足関節戦略」の強化はどのようにすれば良いですか?
まぁ…私のオススメは重りを持つことなんだけど。
ご参加の皆様は理学療法士さんで医療機関でのリハビリだから、重りがリハ室にあるところは少ないわな。

今回、アップライトポジションが作れなくなると、足関節戦略も出来なくなるとの説明もあり、先にアップライトポジションを作らないでどれだけ足関節戦略アプローチをやってもムダなんだということを知る。

アップライトポジションができない方に、足関節戦略アプローチをさせて
「違う!」
「そうじゃなくて」
「頑張って!!」
とか言って、その方を追い込むことは、私がダンスをしていた時の
「股関節を後ろに引くなって、何回言わせんの!」
「情けない…内股にしないの!」
って注意を受けて悲しくなったことと同一だわ…。

そうなるからには、そうならざるを得ない理由がある。
私の場合は、腸腰筋と大腿直筋の硬さと、股関節の内旋傾向の大きさが原因。
じゃあ、腸腰筋・大腿直筋をストレッチして、大臀筋のトレーニングをやってあげたら改善するのに。
それをさせずに、やらせるからできないだけ。
できないことをあげつらうのであれば、それを「どうすればできるようになるのか!」を考えることが大切だわ。

なので、今もアップライトポジションを作るためのアプローチをやってはいるけど、より一層の確実さを求めて実施していこう。

石井慎一郎先生の講座2回目は、2週間後の30日。

さて、父(後期高齢者)へのアップライトポジションアプローチは何処からが良いのだろう?
まだまだ判らないことがたくさん。
まだまだ勉強します!



秋の阿蘇と心の声

2021-10-03 23:10:00 | こころの声
午前中は母が松崎神社の秋祭りの準備に行っちゃったので、私はツナギを着てスタジオ花壇の草取り。

その後、you youにお花を買いに行って、午後から両親と草千里を目指す。

空と緑とススキの銀色が美しい



今日の阿蘇山頂は噴煙なし



杵島岳にも登ってみたかったけど…



ちょっと1人じゃ寂しかったので次回に…
ガイドさんと一緒に登ってみたいな。

やはり阿蘇は気持ちいい。
ススキが波打ってとってもキレイ。
今をオススメします。

さて…
実は会員のH様の一言からBE:FIRSTにハマりまして。
AAAも未だ好きです!
昨夜、ポチッと押してしまいました。
日髙くん(SKY-HI)がクラウドファンディングで1億円を投資するためのプロジェクト。
すでに4億円集めてる。
その一部にポチり



ラバーバンドが欲しくって。
12月に届く予定。
あー楽しみだ。
ちなみに12月はAAAの活動休止前最後のコンサートもある。
正直、今までのAAAコンサートではNissyが目立っちゃってたんだけど、このオーディション活動を経た日髙くんがどう変わったのか、とても興味がある。

BE:FIRSTでの日髙くんは今まで私が認識していた彼とは別人だったので。
人は基本変わらないけど、成長して輝いていくからなー
いやー12月が楽しみだ。

もし、レッスンに私がラバーバンドを付けていたら「ニヤリ」と笑ってやってください。




土曜日夜の勉強 股関節

2021-09-26 21:14:00 | こころの声
昨日の夜(9/25)19時から
アスリートにおける股関節痛・鼠径部痛の評価と治療
講師 小野志操 先生

の、講座をZoomで受講しました。
小野志操先生はコロナ前に東京で直接二日間学んだ先生。
私の左手を講座終了後、オマケでリハビリして下さいましたが、本物です!
手がそんじょそこらの療法士の先生方とは比べ物にならない!
柔らかく安定させることのできる先生。

と、凄さを既に知っているので、間違い無い!と受講しました。

受講してみて、体幹トレーニングへの考え方から、「骨盤帯を安定させることで鼠径部痛は80%改善するというデータが多い」
主にこの体幹トレーニングは、プランクとバードドック。

このトレーニングは、腹筋を中心に鍛えることができることは既に知っていたが、相反性抑制からの考え方をしていなかったことに気づかされた。

また、このデータも。
若年者 股関節:腰椎 3:1
高齢者 股関節:腰椎 5:1
高齢になればなるほど、腰椎が硬く動かなくなり、股関節主体に動くようになる。

私はジャズダンスを習っていたので、バットマンは股関節主体で、その時腰椎が後弯するとアウト。
でもサッカーはもちろん、日常生活的には股関節プラス腰椎の後弯を追加できることで、可動域は莫大に上がる!
上がるってことは、ボールへの力…伸び・変化・力強さ・重さを加算できるってこと。
腰椎が動くことで、足だけじゃなくて身体で打てるもんねー。

もし、サッカーで「お前の蹴るボール、軽いぞー」と言われている方は、腰椎が硬いからかも。
大体、指導者なんてもんは出来ないことを指摘することは得意だが、どうすればそれができるようになるかを教えることができる指導者はマジ少ない。
で、教えきらない指導者ほど、選手が出来ないと怒る。
これ「怒る」ことを「指導」と勘違いしてるんだよね。
できるようにしてあげてないんだから、それ「指導」じゃないじゃん。

…あ、心の声ダダ漏れ。

レッスンをしていて気づくことは、反り返って(骨盤の前方移動)しておられる方は、お腹は抜けて背中が硬い。
硬いから背中を丸まれず、シットアップができない。
ので、降りさせて遠心性の収縮を腹筋にかけていたんだけど、プランクして相反性の抑制を用いて、脊柱を柔らかくなるように導くことができるじゃないか!と。

ダンス時の刷り込みで、股関節だけを使える=良いことと思っていた私に気付かされる。
前屈では、股関節も腰椎からの前屈もどちらもできなきゃダメですよって言っているのに。
キック動作も一緒じゃない。
筋肉の収縮方向が逆になるけど。

いやー
一方からの見方じゃダメだわ。
もっとまだまだ勉強します。

今日はお天気も良かったので、両親とお水取り&地蔵峠へ





やっぱり阿蘇は良いなぁ。
北の外輪山も好きですが、南阿蘇も大好きです。