Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

教える者として気付いたこと

2009-09-14 22:35:23 | 運動
9月13日(日)の午前10時30分~12時30分、鳥栖のN整体学院でキネシオテープの講習会に参加してきました。

キネシオテープは貼り付けようとする部位の皮膚が最大限に伸ばされた状態で使用するのですが、講習の中でその通りになっていなかったので質問すると…

「そう習ったから」との返事。

私もいろいろと習ったからこそ今があるのだけど、お客様からお尋ねがあったり、勉強会で質問があってそれが解らないことだったら、私はどう答えるだろうか。
きっとそれを習った時の自分は、その奥にある根拠のことには気付けない程度の器しかなかったのだろう。
やっとその奥を受け止めるだけの器が育ったからこそ、そういう質問が自分にきたのではないか…と考えるかな。

対象とする方の状態(器・キャパ)に応じた言葉を選んで話すことは絶対必要だし、そうやって話すことの方が何倍も難しい(相手の立場に立った言動)。
初心者相手だからとか、今話しても解らない内容だからとか…で、質問から逃げたり。
自ら理解をする努力もせず「そう習ったから」と言ってしまうような、指導者には私は絶対にならない。