アート観賞とコバルト

今日は午後３時にパーソナルが終了し、夕方からのレッスンまで時間があったので行ってきました。

CAMK熊本市現代美術館
「祝祭と祈りのテキスタイル」－江戸の幟旗から現代のアートへ－



まずは牛深など熊本ゆかりの大漁旗
大漁時の漁師の熱気・声・その汗…。などが肌身に感じられた気がします。

幟旗
そこに描かれた絵は、祈り　願い　希望　…。文字もそれは絵と同一…。文字が文字でなくなっている気がする。
布に文字を書くのは難しい。かすれも変わる。
私は、２１年間書道を習っていたんだった…。と、思い出す。
作品…すごいから作品なんだけど…すごかった。

興味を持ったのは　斎藤芽生さんの
「色彩の情念・風刺の言葉」

特に「赤」
絶対、魔力が含まれていると思う。
絵にも毒があるが、そこに挿入されている風刺の言葉にも
うまい～　すごい～　ついニヤッとする。
私も「毒」を持っているなぁ。と気づく。
「毒花図鑑」と「四畳半みくじ」は必見です。


ひびのこずえ　さん「祝祭のコスチューム」
服は布だけじゃない。と、ひびのさんのコスチュームは「アート」

もうひとつ「ドンザ」
刺し子の着物（天草地方の作業着!?）
１枚を縫うのに２年とかかかる。その一針・一針に愛情を感じるのは私だけじゃないはず。
ボロボロのものもある。何回も布を重ねて一針ずつ縫う。
人の想いは眼には見えないものかもしれないけど、これには想いがみえたなぁ～。


見ごたえあり。本当に面白かった。
現代美術館は大好きな場所。私の大のオススメです。


頭がいっぱいになったので、お茶に行きました。

上通りの「蜂楽饅頭」
暑くなったから、もう　かき氷　がでてると期待して。

ありました～　「コバルト」



実は私が高校の時、よく食べに来ていました。
いったい何十年ぶりだろう…。
全然、変わっていなかった。値段（昔の金額は覚えていないけど）２７０円。
これに蜂楽饅頭の黒を１個。

今日も１日幸せです。