Studio Flow's こころの声 blog

2018年末左手橈骨粉砕骨折後、入院・手術・リハビリを経験。その後の気づき・思うこと、老親、勉強のことを書いていきます。

脳の話し

2017-12-03 11:22:54 | 勉強
今日は朝10時からSENSTYLEさん主催の研修会
脳科学に基づく高次脳機能障害のリハビリテーション実践
半側空間無視と失行を中心に
講師は 森岡 周 先生



森岡先生の講座は面白い。
前回の慢性疼痛についてもかなり面白かったが、今回の半側空間無視は右脳なのね。
失行は左脳。
知らずに受けるワタシ。

最初にライトタッチの話し。
ライトタッチは疼痛の時に聞いた内容。
ライトタッチは風船でも木の葉でもオッケー。
一番良いのは人。
硬い物質へのタッチは人を固く動けなくする。
人(信頼している人)へのタッチは同調する。
呼吸も心拍数までも。
子供と手を繋ぐと、相手の揺れ姿勢を学んでいる。
二者間の信頼度が身体同調を促進する。
だから親子のみならず、ご夫婦も似るのね。
身体を見ていてずっと不思議だった。

この道理で行くと、子はまず親から学ぶけど、老親は子から学んでくれるだろう。
照れをクリヤすれば良いか(笑)
試そう。

しかし…。
「集中しなさい」と「気付きなさい」は脳は別ルート。
背側注意ネットワーク=能動的注意
腹側注意ネットワーク=受動的注意
一緒にしちゃいけない!!
腹側は右半球のみにしか無いし。
知らないで、無理難題言われてきたし、言ってきた…反省。
あと、「ダメ」「間違い」ばかり言っちゃダメ!
脳を知るということは、コミュニケーションの仕方を学ぶことでもあるなと。

今後も森岡周先生のセミナーを受けて脳についても学んで行きたいと思います。



写真は私の手。
触覚の識別は痛みや二点識別覚を改善させるそのアプローチを学ぶ。
下降性の痛みは脳だし。
私は運動を通して、ボディイメージを形成する手助けとなり身体の自己所有感を高めるアプローチを実施していきたい。

今日の最後に
「私の身体を取り戻すということ」
身体意識からの洞察を高めよう。