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名古屋駅前、家電戦争

2013-06-15 05:40:31 | 経済

家電大手の2013年3月期決算が発表されました。

〇ヤマダ電機-1兆7014億円の売り上げで、利益が222億円

エディオン-6851億円の売り上げで、利益が26億円の赤字

〇ケーズホールディングー6374億円の売り上げで、利益が132億円

近年中部地方に出店攻勢をかけています。ここ数年で40店もの大型店舗を出店しています。


 

家電大手各社も売り上げ高、利益共に減少に苦しんでいますが、中でもエディオンは26億円の赤字に転落しました。赤字の原因は色々あろうと思いますが、たとえば名古屋本店の場合で言うと、人の流れが変わったということです。

昔は名古屋駅に出てきた人々は、地下鉄で名古屋の繁華街の「榮」で買い物をするというのが定番でした。エディオン本店のある柳橋は通り道になるので、ある程度の買い物客が期待できました。ところがJR名古屋駅の高島屋進出が、人のナガレが変えました。わざわざ榮まで行く必要が無くなったのです。

これに目をつけたのがビックカメラです。十数年前に名古屋駅の西口に店を構え、着実に売り上げを伸ばしています。そして、2年前にはヤマダ電機が進出、さらには2016年にはヨドバシカメラが進出することが決まっています。

駅から離れて所に位置するエディオンは危機感を覚え、本店を名古屋駅南に移して、規模拡大、駐車場も400台に増やして、名古屋駅のヤマダとビックに戦いを挑んだのでしょう。


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