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再稼働には住民や知事の承認が必要で、実際再稼働はまだ先の話ですが、注目されるのは、島根原発が事故を起こした福島原発と同じ沸騰水型ということです。
実際福島の事故は沸騰水型か加圧水型かという事ではなく、津波の影響で事故をおこしました。
沸騰水型は炉心で発生した熱で水蒸気を蒸発させ、蒸気として取り出し直接タービンを回すので原子炉容器の圧力壁にかかる圧力が加圧式低く、安価に作られますが、原子炉から直接蒸気を取り出す構造であるため、放射能漏れに注意が必要です。
一方の加圧式は加圧器で160Kg/cm2 に冷却材を加圧して取り出すことで、炉心の温度は低く保たれる。またタービン系と原子炉は分離されているので、保守点検は容易です。
今度審査が通った島根原発2号機は事故が起きた福島とおなじ沸騰水型の為、注目されます。
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