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中国の影響で奈良時代から行われていた眉引きは眉作りといわれるように。本来の眉をそったり、抜いたりして、別の場所に眉毛を描くものでした。そういうわけで、現在の眉作りとは全く違ったものでした.目と眉毛の間隔が広いほど美人といわれていたからです。江戸時代では本来の眉の位置よりずいぶん高いところに眉を描いていました。
形も時代とともに変化しています。平安時代は横長に太く、鎌倉時代は半円、江戸時代は楕円というように流行がありました。
幼児の場合は三日月眉、糸眉といって細い眉が描かれています。
テレビの時代劇を見るとき、眉に注目して見ると面白いです。
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